ユーザックシステムとフライスターは2月19日、受注業務の完全自動化を目指すべく『受注AIエージェント』による実証実験を開始したと発表した。この取り組みは、人手不足や働き方改革に対応するためのもので、AIエージェントとRPAを組み合わせたソリューションによって実施される。
『受注AIエージェント』は、受注業務の非定型タスクへの対応を自動化するため開発された。大きな特徴として、注文書情報のOCRによる取得や商品情報の検索、社内ルールの反映などを高精度で行う機能が含まれる。これにより、人間による判断や対応が必要だった部分をシステム化し、効率性の向上が見込まれる。
フライスターでは、これまで受注業務におけるイレギュラーな対応や注文入力ミスに悩まされてきた。同時に、受注業務の属人化という課題にも直面していたため、ユーザックシステムと共同でこの実証実験に取り組むことになった。今回の実証実験では、実務における処理の正確性を検証し、業務の完全自動化を目指す。









