31.5インチQD-OLEDパネルの4Kモデルに新色!MSI「MPG 321URXW QD-OLED」レビュー

ホワイトゲーミングPCに高機能なホワイトディスプレーを組み合わせたら神環境になった話

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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 OSDの操作は、スティックタイプのナビキーをセンター下部に備えている。OSDの表示もセンター下部になっているが、基本的な設定はGaming Intelligenceアプリから操作ができるため、頻繁に利用するのは入力の切り替えくらいだろう。まだ、壁紙やタスクバーなど動きのない映像による焼付きを防止する「MSI OLED Care 2.0」機能が搭載されている。一定の時間が経つと輝度の軽減や、ピクセルシフトやパネル保護などの設定が可能だ。

OSDの操作は、スティックタイプのナビキーを採用。非常に操作しやすい

「MSI OLED Care 2.0」機能の設定は、OSD画面からのみ行なえる

ホワイトPCとの相性はバッチリ

ホワイトPCにこだわるなら、ディスプレーもホワイトにしないと統一感がなくなる

 さっそく、ホワイトPCと組み合わせてデスクに設置してみた。ディスプレーの本体サイズは約718(W)×242(D)×483(H)mmで、ホワイトPCと並べて設置となると、120cm幅のデスクが必要だ。ホワイトで統一した環境だと、圧迫感もなく清楚感が漂い、常に整理整頓されたデスクを目指したくなる。

 PCゲームを実際にプレイしてみたが、とにかく非常に見やすい。左右に大きく視点を動かしてもブレることなくしっかり追従するので、敵の動きを認識しやすい。筆者はFPSゲームがそんなに得意ではないけれど、それでもあまり3D酔いすることもなくプレイできた。

 また、PS5のゲームもプレイしてみたが、格闘ゲームもキャラをはっきり見えるぶん、動きを把握しやすく感じた。31.5インチだと画面が大きすぎるという人は、設定で画面サイズを24.5インチと27インチにスケールダウンする機能も用意されているので、ゲームに合わせてプレイしやすいサイズに変更するといいだろう。

PS5の1440p/120Hz表示にもちろん対応。対応ゲームは快適にプレイできる

PIP/PBP表示にも対応しているので、別の作業をしながらゲームもプレーできる

 色域はsRGBカバー率が100%、AdobeRGBカバー率が97%、DCI-P3カバー率が99%と非常に広く、最大表示色は約10億7300万色。輝度は250nit(ピーク時1000nit)、コントラスト比は150万:1と申し分なく、クリエイティブな作業にも向いている。

発色がいいので、写真や動画の編集作業もはかどる

 実際にAdobe「Lightroom Classic CC」で写真の現像作業をしたが、ハーフグレア(反射防止コーティング)の効果もあり、非常に発色がよく調整しやすい。肌色に合わせたホワイトバランス調整も的確にできた。また、31.5インチで4K解像度だと、Windowsのスケール設定で100%表示もぎりいける。そうすると、作業領域も非常に広くなり、作業効率もぐっとアップする。

Windowsのスケールを100%にして利用すれば、広々とした作業領域になる

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