美しい白&銀カラーのGIGABYTE B860マザーボードは機能も性能も満足度大

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

60A Dr.MOS 14フェーズでCore Ultraの性能を安定して引き出す

 「B860 AORUS ELITE WIFI7 ICE」の概要に続いては、まずCPUの性能を最大限引き出すなど、安定したパフォーマンスの発揮に大事な電源回路まわりを確認していこう。

 VRMヒートシンクに、ヒートパイプは使われていないが、放熱面積を増やした凹凸あるヒートシンクと、バランスの取れた熱放散のために、フェーズの配置を最適化する熱管理テクノロジーの「VRM Thermal Balance」で、電源回路からの熱を効率良く、放熱するようになっている。

トップ側ヒートシンク。フィン構造で放熱面積を増やしている

取り外した状態。熱伝導シートでチップの熱を伝えるようになっている

リア側ヒートシンク。インターフェースカバーを兼ねている

リアインターフェースを覆うカバー部は、板状になるが、フィン構造も備え、広い放熱面積を備える

 電源回路は、17フェーズのDr.MOSで構成されている。内訳はCPU用(Vcore)に60A Dr.MOS 14フェーズ、CPU内蔵GPUとメモリー用(VccGT)に40A Dr.MOS 1フェーズ、CPU制御下のPCIeレーン用(VccSA)に60A Dr.MOS 2フェーズとなっている。Core Ultra 9シリーズの性能も最大限に引き出せる電源回路設計と言える。

ヒートシンクを取り外した状態。取り外すと、Dr.MOSとパワーチョークコイルが現れる

トップ側(左)とリア側(右)の回路

16フェーズのMOSFETは、ON Semiconductor「NCP302155」

リア側にはON Semiconductor製MOSFET「NCP302155」も搭載されている

PWMコントローラーには、ON Semiconductor「NCP81537」を搭載

次世代VGA安心のPCIe5.0×16スロット

 ビデオカード向けのx16拡張スロットは、NVIDIA 次世代GPU「GeForce RTX 5000」シリーズに採用されているPCIe 5.0動作をサポートしている。また、x16拡張スロットにはビデオカードを簡単に着脱可能にする「PCIe EZ-Latch Plus」を備える。固定ラッチや基板を破損させることなく着脱できるのだ。さらに、固定ラッチを指で操作する必要がなくなったため、M.2ヒートシンクをメモリースロットギリギリまで、大型化できているようだ。

x16拡張スロットは、金属素材で覆われた「Ultra Durable PCIe Armor」が施されている

基板裏面からもプレートで補強。重量のあるビデオカードも不安なく組み合わせられる

ビデオカードを固定する拡張ラッチをボタンプッシュで操作できる「PCIe EZ-Latch Plus」。使用頻度は少ないが、便利ではある

固定ラッチを指で操作する隙間が不要になったため、M.2ヒートシンクの大型化が実現している

 そのほか、PCIe拡張スロットをボトムに2基装備している。形状はx16スロットになるが、動作はPCIe4.0×1動作となっている。

ビデオカード向けのほかに、ボトムにPCIe4.0 ×1動作の拡張スロットを2基装備している

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2017年
08月
2015年
04月
09月
2014年
10月
2010年
01月
02月