ハイエンドモデルに次ぐ充実の機能を装備
「B860 AORUS ELITE WIFI7 ICE」の基本スペックは、60Aと40AのDr.MOSで構成された計17フェーズ(14+1+2フェーズ)設計の電源回路をはじめ、2025年に爆発的に普及しそうなPCI Express 5.0(Gen5)をビデオカード向け拡張スロットとM.2拡張スロットに採用している。
ネットワークには次世代の無線LAN規格となるWi-Fi 7とBluetooth 5.4、対応するルーターが増えている高速有線LANの2.5ギガビットLANを搭載している。さらにゲーミングデバイスや、キャプチャーアダプターやマイクなどの配信デバイスまで、さまざまな拡張に必須なUSBポートは、11個のUSB Type-Aポートを背面に装備、そのうえ最大データ転送速度が40Gbpsに達するUSB4 Type-Cポートも1つ搭載と、拡張性は文句なしといえる。
17フェーズのDr.MOSで構成された電源回路で、Core Ultra 9シリーズの性能を引き出せる
CPU 12Vコネクターは、8ピン(4+4ピン)×2を搭載している。高クロックで動作する「K」モデルも安心
メインストレージ向けのM.2拡張スロットとビデオカード向け拡張スロットはPCI Express 5.0(Gen5)に対応する
リアインターフェース。USBはUSB4 Type-Cポートを含めて12個を装備。拡張に困ることはないだろう
USB4 Type-Cポートは、映像信号を送信できるDP-Alt(DisplayPort Alternate)モードに対応。iGPUを使った外部出力端子は、背面3系統、基板上1系統の4系統になる
基板上に搭載されているHDMI端子。CPUなどの使用率や温度などを表示するシステムモニターをケース内に設置するなど、MOD PCで大いに活躍する
無線LANアンテナには、簡単に着脱できる「WIFI EZ-Plug」を採用する。アンテナ自体もWi-Fi 7用の新型高ゲインアンテナだ
統合アプリ「GIGABYTE CONTROL CENTER(GCG)」にある「WIFI Compass」を使えば、最適なアンテナ位置をユーザーが見つけられるのも魅力
インターフェースカバーには、電源回路部の冷却性能を高める通気孔が設けられているのも、GIGABYTE最新マザーボードの特徴のひとつだ