【レビュー】血圧計内蔵のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」 進化点を実際に必要な筆者がチェック
2025年02月09日 12時00分更新
ファーウェイが昨年12月6日に発表、一般発売も決定した、管理医療機器の血圧計を内蔵したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」を使っています。
一般発売に先駆けて実施された、クラウドファンディングサイト「GreenFunding」での支援受付では、目標金額を大きく上回る人気を集めたモデルです。一般発売は2月13日とこれからですが、筆者はファーウェイ・ジャパンから一足先にお借りして試用しました。
前モデルからベルトの幅も細くなり装着感がよくなった
HUAWEI WATCH D2は、日本では2023年6月に発売された「HUAWEI WATCH D」の後継製品となります。筆者は前モデルもテストしていますが、WATCH D2は装着感が大きく向上しています。
ケースはやや縦に長い長方形で、約1.82インチの有機ELディスプレイを搭載。前モデルは約1.64インチだったので、ひと回り大きくなり、視認性がよくなっています。しかし、ベゼルを細くすることで、本体サイズは小さくなり、重さも約40.9gから約40gへと逆に軽量化されています。
血圧を測定するためのカフ(エアーバッグ)が付いたベルトの幅は約30mmから約26.5mmで、印象としてはグンと細くなりました。前モデルは特殊なスマートウォッチを着けているという印象は否めませんでしたが、WATCH D2の装着感は一般的なスマートウォッチと同等。周囲の人にも血圧計であることは気づかれないはずです。
スマートウォッチとしての機能も申し分ない
機能面でもファーウェイの他のスマートウォッチと比べて遜色ありません。心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレス、情緒(メンタルヘルス)、皮膚温を測定でき、さらに心電図(ECG)機能も追加されています。
心電図機能は、実はハードウェア的には前モデルから搭載されているのですが、日本では機能がオフの状態でした。WATCH D2は日本のプログラム医療機器の承認を取得し、使えるようになったわけです。
ワークアウトモードは80種類以上。ランニング、ウォーキングなどは運動開始の自動検出に対応。ランニングのプランを立ててくれたり、音声でガイドしてくれたりする機能も備えています。

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