弥生、新体制でAI戦略を推進しさらなる成長へ
今後の展開
弥生は、以下のような新たな施策を予定している。
MVV(Mission Vision Values)の導入: 1月中旬から従来のコンシェルジュサービスを進化させた新サービスを展開予定。受け身ではなく、ユーザーと共に成長することを目指すもので、具体的な内容は近く発表されるという。
「弥生 Next」の展開: 昨年、新ブランド「弥生Next」をローンチしたが、まずは弥生 会計Nextの正式リリースと、弥生 給与Nextの大幅アップデートを図り、順次、新商品群を展開していく。
FinTech関連サービスの拡充: 請求書即日払い(2024年6月)、
弥生請求書カード払い(2024年9月)に続く新サービスの展開を今期中に実施。
会計事務所支援: 1万4000以上の会計事務所が使用するソリューションをさらに強化。人手不足やオペレーション効率化など、会計事務所に特化した特有の課題に応える製品を展開していくという。
弥生は、今後はマルチプロダクト化が進んでいくとし、クラウドやその進化型製品となるNEXTなど様々なソフトの提供を進めていく。そのために会社の動き方、連携の仕方、部署のあり方を変えていくという。
また、弥生のいいところはシンプルで、安全安心、使いやすいという点にあるとし、IT機器に詳しくないでも使えるという点を変えてはいけないとする。デジタルに詳しくないユーザーは、AIに対して抵抗感を持つケースも少なくないが、従来のソフトに自然になじませる形で、気づいたらAIの恩恵を受けているという状況を作っていきたいとしている。
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