Razer、温度調節機能付きゲーミングチェア「Project Arielle」などをCES 2025で発表
Razerは1月8日、ラスベガスで開催されたCES 2025にて新製品を発表した。目玉の一つは、世界をうたう温度調節機能を搭載した「Project Arielle」という名のメッシュゲーミングチェア。これに伴い、Razerは新たなゲーミング体験を提供するための多くの製品を披露した。
「Project Arielle」は特別なブレードレスファンシステムを内蔵し、従来のゲームチェアを超える快適性を追求する。温度は3段階で調整可能で、冷却だけでなく加熱も可能だ。湿度に応じ体感温度を2〜5℃下げることができ、さらに最大30℃の暖気を提供できるという、プレイ環境を寒暖差から守る仕様になっている。タッチパネルで直感的に操作ができ、クイックリリース機能で配線も簡単に管理できる。
また、RazerはAIを活用したeスポーツコーチングソリューションの「Project AVA」を発表。これはリアルタイムにプロのノウハウを提供し、プレイヤーの戦略を最適化するためのAIガイドだ。個別のデバイス設定とプレイスタイルを自動で最適化し、様々なゲーム要素に対応するAIガイド機能を搭載している。ベータ版の事前登録は公式サイトから行うことができる。
さらに、RazerはPCゲームをモバイルデバイスにストリーミングする「Razer PC Remote Play」機能や、RGBライティングを統合した「Razer Monitor Stand Chroma」など、多数の製品と技術を紹介した。