このページの本文へ

OpenAI vs 重課金勢

OpenAI、月額3万円のChatGPT新プランで損失「想像以上に多くの人々が使用」

2025年01月06日 18時00分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
OpenAIのロゴ

 OpoenAIのサム・アルトマンCEOは1月6日、自身のXアカウントを通じて、同社が個人向けに提供する最上位の有料プラン「ChatGPT Pro」で利益が出ていないことを明らかにした。

 ChatGPT Proは2024年12月に提供が始まったプランで、料金は月額200ドル(約3万円)。より安価な有料プラン「ChatGPT Plus」のサービス内容をベースに、「o1」「o1 pro mode」「o1-mini」「GPT-4o」「高度な音声機能(音声のみ)」 への無制限アクセスや、動画生成AI「Sora」への拡張アクセスなどの特典を追加したものだ。

 約3万円という金額は個人向けサービスの月額料金としては高価な部類だが、サム・アルトマンCEOによると予想より多くのユーザーが契約したことで、損失を出してしまったという。

 同氏は詳細を明かしていないため、あくまで推測になるが、例えるなら「食べ放題の店を始めたら、大食い自慢の客ばかり集まって採算が取れなくなった」といったところだろう。

 なお、同氏はほかのXユーザーからの質問に答える形で、月額200ドルという料金設定は、同氏自ら「利益が出る」と考えて決めた金額だと明かしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ