辰巳出版は12月16日、SNSで話題の「アザラシ幼稚園」を特集したムック本『アザラシまるごとBOOK』を発売した。価格は1650円。
✨🦭COMING SOON🦭✨
— 辰巳出版グループ公式(面白い、楽しい。を追求してSince1967) (@Tatsumi_Group) November 1, 2024
『アザラシまるごとBOOK』
■巻頭特集:オランダのアザラシ幼稚園
🍵アザラシ幼稚園に集まれ!
🍵教えて!公式さん 特別インタビュー
🍵アザラシ幼稚園を支援するには?
■特集:オホーツクとっかりセンター
■北海道アザラシの旅 etc.
アザラシをまるごと愛でる&知る… pic.twitter.com/PPN4Cza02A
本書はAmazon.co.jpで初登場総合1位を獲得し、動物植物、動物学、ペットなど12の部門でベストセラー1位を記録。11月の予約開始からわずか2時間で、各ネット書店の予約分が完売する事態となった。
巻頭では、オランダのアザラシ保護施設「ピーテルブーレンアザラシセンター」(通称:アザラシ幼稚園)の特集を掲載。2024年の流行語大賞にもノミネートされた同施設について、現地スタッフへのインタビューや施設の意義、支援方法などを紹介している。茶道部員には見逃せない内容だ。
また、日本のアザラシ保護施設「オホーツクとっかりセンター」の現地取材も実施。健康管理のためのトレーニング風景やレスキューの様子、展示飼育主任の渡辺美玖さんのインタビューなども収録している。
通常の紙版と電子版(Kindle)の2種類を用意。紙版については一部販売店で、オホーツクとっかりセンターのアザラシ「ナオミちゃん」の写真を使用したポストカードを購入特典として配布している。
なお、本書の増刷印税の一部は「アザラシ幼稚園」と「オホーツクとっかりセンター」に寄付される。つまり、買うだけで利休できる、茶道部員(後述)必携の1冊ということだ。
YouTubeのスパチャはちょっと……という人にも、ぜひ手に取ってほしい。
【アザラシ幼稚園】
オランダ・フローニンゲン州にあるアザラシ保護施設で、正式名称は「ピーテルブーレンアザラシセンター」。1971年の設立で、主にけがや病気、親とはぐれるなどのトラブルに遭ったアザラシを保護し、野生復帰させる活動を実施している。
日本では2024年8月、Xで同施設のアザラシを撮影したライブ配信が話題となり、一気に知名度がアップ。アザラシたちのかわいらしい姿や、いずれ施設から卒業することにかけて、「アザラシ幼稚園」の愛称が生まれた。
また、アザラシが立ち泳ぎする姿を「茶柱」、まっすぐ泳ぎながら背に太陽の光を受ける姿を「ゴールデンひじき」と呼んだり、それらが転じてライブ配信の視聴者を「茶道部員」、YouTubeの課金機能で施設に寄付したユーザーを「利休」と呼ぶなど、独自の用語も誕生している。
Image from Amazon.co.jp |
アザラシまるごとBOOK |
Image from Amazon.co.jp |
茶の本 (岩波文庫 青 115-1) |
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります