大手SNS「X」では12月18日頃から、特定の単語を検索した際に、いわゆる闇バイトに関する注意喚起を表示するようになった。
Xの検索欄で「仕事」や「バイト」などの単語を入力すると、警察庁の相談窓口(#9110)や同庁のウェブサイト、公式Xアカウントのリンクの紹介が検索結果上部に出現する。同日現在、Xのブラウザー版のほか、iOS/Androidアプリにも同じ機能が実装されている。
一般の求人情報に見せかけて人を集め、強盗などの違法行為をさせる闇バイトをめぐっては、SNSが募集窓口として悪用されるケースも少なくない。総務省も12月8日付けで、SNS事業者が加盟する業界団体に対策の強化を求めており、Xの対応もその一環とみられる。