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OpenAI、リアルタイム音声のAPI料金を最大87.5%値下げ

2024年12月18日 10時15分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

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 OpenAIが現地時間12月18日、リアルタイムの音声会話をアプリに組み込める「GPT-4o Realtime API」利用料金の値下げを発表した。入力トークンが100万トークンあたり40ドル、出力トークンが100万トークンあたり80ドルになり、これまでから60%の値下げとなる。

 キャッシュされた入力トークンの料金はさらに引き下げられ、100万トークンあたり2.50ドルとなる。以前の料金から87.5%の削減となり、常用するプロンプトは費用削減効果が見込める。

 OpenAIはまた、廉価版として「GPT-4o mini」モデルをRealtime APIに追加している。入力トークンが100万トークンあたり10ドル、出力トークンが100万トークンあたり20ドルに設定され、従来のGPT-4oモデルと比較して10分の1のコストで利用できる。

 OpenAIでは値下げと同時に、音声品質を向上させ、入力の信頼性も改善させている。特に大きいのはWebRTCに対応し、数行のコードでリアルタイム機能を実装できるようにしたことだ。今回の刷新により、自動翻訳や音声アシスタントなどの開発が進むことが予想される。

 

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