Intelは、同社CEOであるパット・ゲルシンガー氏の12月1日付けでの退職と取締役の退任を発表した。
取締役会が新しいCEOを選任するまでの期間、同社主席副社長兼CFOのデビッド・ジンズナー氏と同じく主席副社長のミシェル・ジョンストン・ホルトハウス氏が暫定共同CEOとして率いることになる。
パット・ゲルシンガー氏は1979年にインテルに入社。80386や80486の開発に携わるなどの輝かしいキャリアを積み、同社初のCTO(最高技術責任者)として、Intel Coreシリーズの開発などをリードしてきた。
2009年にインテルを退社し、VMwareのCEOなどを務めた後、2021年にCEOとして復帰。ファウンドリー事業を本格化させるなど、建て直しを進めていたが、道半ばでの退任という形となった。