絶対行きたい! この街のあの名所 第130回

全長約70mの巨大プロジェクションマッピングが話題の小松市で冬旅を満喫♪

文●越智龍二 イラスト●サタケシュンスケ

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 加賀平野の中央に位置し、東に霊峰白山、北西に日本海を擁する石川県小松市。雪が降り積もる冬には、白山を見渡す木場潟(きばがた)や那谷寺(なたでら)、荒俣峡(あらまたきょう)などの人気スポットが雪化粧を施し、この時期だけの美しい姿を見ることができます。市内には1300年の歴史を持つ粟津温泉や晴れた日には山頂から日本海を一望できる大倉岳高原スキー場もそろい、冬に訪れるのもおすすめの街です。

 今春の北陸新幹線延伸によって、東京から乗り換えなしの約3時間でアクセスできるようになった小松駅。白山の山並みを思わせるダイナミックな駅舎が目を引く駅の高架下に、観光交流センターの「Komatsu九(コマツ ナイン)」が昨年グランドオープンしたほか、夜になると駅東口の「こまつ80(ハチマル)スクエア」にプロジェクションマッピングが投影され、話題を呼んでいます。そこで今回は、ロマンチックな演出がクリスマスシーズンにもぴったりの「こまつ80スクエア」をご紹介します。  

幻想的な空間が広がる日本海側最大級の常設プロジェクションマッピング 

 全長約70mにもおよぶ巨大なプロジェクションマッピングが話題の「こまつ80スクエア」は、小松市の市制80周年となる2020年末に誕生。世界最大級のダンプトラックなどが展示された複合施設「こまつの杜」がある小松駅東口から、子どもが遊びながら学べる科学館などがある「サイエンスヒルズこまつ」までのアプローチを、華やかな映像が彩る新名所となっています。毎日、日没から21時まで投影される日本海側最大級の常設プロジェクションマッピングは、小松市を表す「珠玉と歩む石の物語、乗りもの、カヌー、勧進帳、イメージキャラクターカブッキー、フローラルこまつ」などがテーマ。毎月新しくなる季節に合わせた四季折々の演出が楽しめ、11月1日から12月25日(水)の期間はクリスマスバージョンのコンテンツ「Christmas Wish!!」を投影中です。また、毎日20時から上映される「Happy Anniversary!!」は、1日1回、5分間だけの日付入り限定上映となるので、大切な人の誕生日や記念日などに訪れてみては? 
 
こまつ80スクエア 
DATA 
住所:石川県小松市日の出町1-180 
電話:0761-24-8099(小松市まちデザイン課)
https://www.instagram.com/komatsu_80pm/


 イルミと共に冬の石川で楽しみたいのが、加能ガニに代表されるカニ。茹でガニや焼きガニで味わいたいのはもちろんですが、小松市を訪れたのなら、かに甲羅揚げもぜひ味わってみてください。カニの甲羅にカニの身などの具材を詰めて、そのまま揚げた市内発祥のご当地グルメは、冬ならお持ち帰りでも楽しめるので、お土産にもおすすめです。 

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