JN-38i160U-H-C9をレビュー
PS5 Proの4K/120fpsプレイを大迫力で!38型でKVM機能付きのゲーミング液晶がかなりイイ
提供: 株式会社JAPANNEXT
高さを始めとした位置調節機能は充実
90Wの給電機能やKVM機能も搭載
全体は黒を基調にしたデザインで、液晶パネルの縁をシルバーで囲み、それがいいアクセントとなっている。背面のスタンド接合部は、ゲーミング向けモデルらしく周りを囲むようにLEDが配されているが、その光る様子はあまり派手ではなく大人しめ。なお、OSDメニューからこのLEDを光らないように設定することもできる。
液晶パネルのベゼルは約1mmと非常に狭く、画面非表示域も上と左右が約7mm、下が約4mmなので、ベゼル幅と足しても最大8mmとかなりスマートなデザイン。画面サイズが大きいことに加えて、この狭縁のベゼルデザインから、フルスクリーンでゲーム画面や動画を表示した際の迫力はかなりのものだ。広い画面でゲームや動画を楽しみたいと思っている人にとって、かなりインパクトのある画面構成ではないだろうか。
スタンドはハの字型の台座と高さが約420mmの支柱を組み合わせたタイプ。両者の固定はネジ2本で行うが、ネジにツマミが用意されているので作業にドライバーは不要だ。なお、支柱も液晶パネルにツメを引っ掛けて固定するので、このサイズのモデルで完全にツールレスで組み立てが完了する点は評価していいだろう。
台座は脚1本が約310mmで、脚の角度は100度と広めなので安定性は良好だ。支柱には下部に取っ手のようなものが付加されており、そこにケーブルを束ねることが可能になっている。また、支柱は黒色の中に赤色のラインが施されており、それがデザインに締まりを与えている。100×100mmのVESAマウントにも対応し、そのための金具も付属しているので、別途アームなども使用可能だ。
スタンドは124mmの高さ調節ができるほか、左右の首振り機能であるスイーベルはそれぞれ30度の間で調節可能。さらに、前方に5度、後方に20度の傾き調整であるチルト機能も用意されている。なお、液晶パネルを回転させるピボット機能は用意されていない。