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Arm版Windows 11のISOイメージ配布開始 インストールがより手軽に

2024年11月15日 13時20分更新

文● @sumire_kon

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マイクロソフトのロゴ

 マイクロソフトは、ArmベースのPCで利用できる「Windows 11 on Arm」のISOイメージ提供を開始した。11月15日現在、ダウンロード可能なバージョンはWindows 11(24H2)。

Arm系チップ搭載のPCでもWindows 11の直接インストールが可能に

 公開されたISOイメージは、Arm系チップを搭載した対応デバイスにダウンロードすることで、Windows 11 on Armの直接インストールや仮想マシンの作成を可能とするもの。USBメモリーやDVDを使ってインストールメディアを作成することもできるが、デバイスによっては別途メーカー提供のドライバーが必要となる。

 ISOファイルはマルチエディション仕様で、インストール時に入力したプロダクトキーに応じて、正しいバージョンが選択される仕組みだ。

 インストールの要件や手順などは以下のとおり。

■インストール要件

環境

・インターネットに接続していること

PC

・64ビットArmベースプロセッサを搭載していること
・Windows 11の最小システム要件を満たしていること

インストールメディア(作成する場合)

・8GB以上の空き領域がある空のUSBドライブ

■インストール手順(ISOファイルから直接インストールする場合)

1.マイクロソフトのサイトからISOファイルをダウンロード
2.ダウンロードしたISOファイルを右クリックして「プロパティ」を選択
3.「全般」タブの「プログラム」で「変更」を選択し、エクスプローラーを指定
4. ISOファイルを右クリックして「マウント」を選択
5.作成された「仮想ブートディスク」をダブルクリック
6.表示されたファイルからsetup.exeをダブルクリックしてセットアップを起動

 マイクロソフトによると、Windows 11の最小システム要件を満たさないマシンでもインストール自体は可能だが、サポート対象外となる。更新プログラムを受け取れなくなるほか、互換性の問題でPCが損傷する可能性もあるので、事前にマシンスペックをしっかり確認しておこう。

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