サンクトガーレンの「麦のワイン」、ボジョレー同日発売で驚きの熟成体験を

文●西新宿LOVEWalker

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 サンクトガーレンは11月21日、ワイン並の高アルコール度数を持ち、長期熟成が可能な「麦のワイン」2種類(大麦のエル ディアブロ2024と小麦のウン アンヘル2024)を各6,000本限定で発売する。価格はどちらも1,100円(税込)。

 「麦のワイン」は、19世紀のイギリスでフランスワインに対抗する形で生まれたビールの一種で、通常のビールの3倍以上の量の麦芽を用い、アルコール度数を10%まで引き上げている。バーレイワイン(大麦)とウィートワイン(小麦)どちらも熟成に伴い風味が豊かになり、ドライフルーツやカラメルのような複雑な甘味を感じるという。

 その製造には熟成期間中、通常の6倍以上の時間をタンクが占拠されるため、コスト面でも特別なものになる。瓶内の2次発酵により、開栓の瞬間に自然発泡が楽しめ、出荷時点で既に熟成感がありながらも、さらに1年、2年と寝かせて風味に深みを加えることができる。

 毎年ボジョレー・ヌーボー解禁日同日に発売されるこの商品は、ワインに匹敵する格式あるビールとしてビアバーに新しい楽しみをもたらす。サンクトガーレン直営タップルームでは、過去の製造品との飲み比べも楽しむことができるという。

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