新型1シリーズは2種類のエンジンと
3種類のモデルがラインナップ
BMWジャパンは今日30日、新型「BMW 1シリーズ」を発表した。発売は11月1日から。価格は1.5L 直3ターボ+マイルドハイブリッドの「120」が487万円、同じく1.5L 直3ターボ+マイルドハイブリッドの「120 Mスポーツ」が498万円、最上位モデルで2L 直4ターボ の「M135 xDrive」が698万円。
1シリーズは数多くあるBMWのラインナップの中でも比較的新しいモデルで、2004年に日本に導入されて、今回で4世代目。コンセプトは「プレミアム・スモール・コンパクト」。ボディーサイズはエントリーグレードの120が全長4370×全幅1800×全高1465mm、車重1460kg。前モデルとほぼ変わらないサイズだが、全長が15mm長くなり、全高が15mm低くなった。
120の最高出力は115kW/5000rpm、最大トルクが240Nm/1500~4400rpm。マイルドハイブリッドを含めたトータル最高出力は125kW、トータル最大トルクは280Nmで、燃費は16.8km/L(WLTCモード)。マイルドハイブリッドをもたないM135 xDriveは最高出力221kW、5750rpm、最大トルク400Nm/2000~4500rpmで燃費は12.5km/L(WLTCモード)。駆動形式は120と120 MスポーツがFF、M135 xDriveが4WD。トランスミッションは8速ATを搭載する。
エクステリアは新デザインになったフロントのヘッドライトやキドニーグリルが印象的。インテリアはメーターパネルまで一体になった大型ディスプレーを採用しつつ、操作系はシフトレバーを廃止してセンターコンソールのスイッチに集約された。
さらに音声の会話だけで車両操作や情報にアクセスできる「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」はAI技術を活用して、より自然な会話に近い言葉でドライバーの指示を理解し、適切な対応をしてくれるという。
リアシートは定員3名なので5人乗りとなる。荷物を置けるラゲッジスペースはリアシートを倒さない状態で380L、倒すと1200Lに拡張できる。
そのほか、アクティブクルーズコントロールや車線逸脱監視、急発進抑制といった定番の機能はもちろんのこと、高速道路の渋滞時に手放し運転ができるハンズ・オフ機能付き渋滞支援機能も搭載された(ただし、一定の条件下で作動)。
スマホアプリやスマートウォッチとの連動など、今回試せなかった機能がまだまだあるので、広報車が用意でき次第、レビューする予定だ。