Streamplifyで始める配信生活、初心者は統一ブランドで環境を整えるのが安心だ
提案、配信用機材は「このブランド」でまとめよう! 試したら超快適でした
2024年11月11日 12時00分更新
動画配信が人気だ! 暇つぶしで動画を見たり、生放送で盛り上がったりといった使い方はもちろんですが、ちょっとした調べ物をしたい時に「まずはYouTubeで検索」という人も増えているのでは?
かくいう編集部でも、最近は動画撮影、動画生放送の案件が急増中。動画や音声で得る情報は、Webの記事やSNSで検索するのと同じくらい「当たり前」で「重要な情報ソース」になっています。自分も、もっと表に出ていこう」と思って、配信にチャレンジしていますが、いろんな配信者の動画を見ていると、まだまだだなぁと思う日々です。
一方で、今では普通の仕事の打ち合わせや取材でも、パソコンを使ってリモートでする機会が増えてきました。ひとりで配信する機会も増えてきて、テレワークもあるし……ということで、自宅のデスクでも配信できる環境をがっつりと整えたい。そんなふうに考えたのが今回の企画のきっかけです。
とはいえやってみると、わからないこともたくさん。「一体どこから手をつける?」「製品はたくさんだし、どんな機材をどのメーカーで選べばいいかもわからない」。
先に結論から書いてしまうと:
「そんなお悩みは『統一ブランド』ならではの安心感と互換性で解決してしまうのがいい」というのがこの企画です。
配信機材を購入、でもこういう悩みってありませんか?
では、お題の確認から。お題というより課題と言ったほうがいいかもしれません。
配信環境を整えるのが第1目標ですが、編集部では最近はオフィスで作業するより、自宅でテレワークする機会のほうが多くなっています。本格的な配信ができて、かつもうちょっとライトに、Web会議などで音声や映像をよくしたいという人にも役立つ内容にしたいと思っています。
編集部で動画の配信をする際は、ある程度機材が揃っていていいのですが、自宅では配信用のカメラやマイクもなければ、声も聞き取りにくくなっています。
思い返せば、編集部が本格的なリモートワークに移行したのはコロナ禍に入ってすぐ。Web会議アプリは必須ツールになりましたが、それまでWeb会議なんてほとんどやってこなかったから、どういうスタイルがいいのか最初の頃は試行錯誤の連続でした。
いいマイクやいいカメラを揃えればそれでOKかと思えば、実はそうとも言えないというのが頭の痛いところです。
例えばこんな失敗例。
「奮発して高感度なコンデンサーマイクを買ったが、設置がシビアで逆にノイズが多く、使いこなせなかった」(レコーディングなどで使われるマイクは感度が良すぎて、逆にちょっと机が揺れた程度でもノイズを拾ってしまいます)
「マイクスタンドを購入して、ラジオのDJみたいな感じでやろうと思ったけど、ネジが合わなかった」(在庫切れで取り寄せに時間がかかりました)
「2台カメラで手元を撮影できるようにしようとしたが、デスク上に三脚が置けずに詰んだ」(計画性が問われますね)
……などなど。
製品は確かに豊富で、良さそうなものも多くあります。それこそ、Amazonなどで検索すると、数多のマイクやカメラ、三脚などが大量に出てくるわけですが、しっかり製品自体を把握していないと、こういった失敗する可能性が非常に高くリスキーです。
「気軽にポチるのはそこそこ勇気がいるなぁ」と、頭を抱えていたときに出会ったのがこの「Streamplify(ストリームプリファイ)」というブランドです。
配信環境構築のお悩みは、統一ブランドで解決だ!!
さて、Streamplifyと聞いても「あまりピンとこない」と思う人が読者の中では大半かもしれません。それも当然で、つい最近ドイツから日本に初上陸を果たしたばかりの「新進ブランド」なのです。
ただ、実機を試してみると、作りが非常にしっかりしていて、デザインはシンプルだけど悪くなく、意外といいと素直に感じました。製品の種類が豊富な一方で、製品ラインアップはわかりやすく整理されているのも、初心者には迷いがなくていいポイントです。
このブランドはPGW(Pro Gamers Ware)というゲーミングデバイスを展開するドイツの有名な企業グループの一員だそうです。PGWの傘下にはゲーム用の周辺機器やアクセサリーを手掛けているブランドが複数ありますが、その中でゲーム配信やストリーマーをターゲットにした配信機器を提供しているのが、このStreamplifyになります。
名称も一見わかりにくそうですが、Stream(配信)をモリモリとAmplify(増幅)できるブランドと書けばわかりやすいかもしれません。
そして、日本向けとして最初に展開しているのは、Webカメラ、マイク、アーム、キャプチャーボードなど8製品です。製品は今後も増えていく予定です。