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煙の出ない製品のプレジデント ステファノ・ヴォルペッティ氏にインタビュー

IQOS責任者「紙巻たばこは博物館へ、過去のものに」

2024年11月13日 12時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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PMI スモークフリープロダクツカテゴリープレジデント 兼 チーフ・コンシューマー・オフィサーのステファノ・ヴォルペッティ氏

──これからの10年、フィリップ モリスはどのように市場を変えていく計画を持っていますか?

ステファノ・ヴォルペッティ「私たちには明確なビジョン、立場、そして目標があります。明確なビジョンとは、『紙巻のたばこを過去のものにする』というものです。紙巻のたばこを博物館に収め、店頭からなくすということです。

 また、私たちの表明する立場とは『たばこを吸っていないなら始めないこと。もし吸っているなら、やめること。やめられないなら、煙の出ない代替品に切り替えること』というメッセージです。煙の出ない代替品は、科学的により良いと裏付けられたものです。

 最後に目標ですが、2030年までに、全売上高の3分の2以上、つまり66%以上を煙の出ない製品から得ることです。現在、私たちの売上高の約40%は煙の出ない製品によるものですが、日本ではすでに75%以上となっています。 これらが、私たちの目指す方向です」

イベントにはスペシャルゲストとして、世界的なDJとして活躍するSteve Aoki氏も登壇した

Steve Aoki氏とコラボレーションしたIQOS イルマ i/イルマシリーズ用アクセサリー(IQOS会員向けの抽選賞品)

──計画にあわせ、どのような製品をリリースしていく予定でしょうか。

ステファノ・ヴォルペッティ「これまでに成功した技術とイノベーション、科学的な知見、そして消費者からの反応をベースに検討していきたいと思っていますが、ひとつの製品では、すべての喫煙者を喚起することはできないという認識を持っています。したがって、今後は複数カテゴリーにわたって煙の出ない製品を展開していく予定です。「加熱式たばこ」「噛みたばこ」「ベイプ(水蒸気式の電子たばこ)」などです。これら3つのカテゴリーが、煙の出ない社会の実現に向けて、市場を加速させる手助けになるでしょう」

フィナーレイベント「IQOS Together X Sensorium Tokyo」
会場の熱気を写真でレポート!

DJが会場を盛り上げた

会場の各所にはTXアンバサダーが

IQOSたばこスティック用のトラッシュボックスが各テーブルに設置されていた

オリジナルのカクテルも振る舞われた

こちらは会場限定のオリジナルジェラート

つくりたてのターコイズヌードルを提供

タッチ&トライスペースでは、IQOS イルマ iシリーズに自由に触れることができた

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