エレコムは10月11日、神奈川県三浦郡葉山町に「避難所充電キット」を2セット寄贈した。これにより、葉山町内にある避難所での充電環境を改善し、災害時の電力供給問題を解決することが期待されている。
寄贈された「避難所充電キット」は、エレコムが開発・販売する製品を活用したものである。緊急時に必要とされるポータブル電源やソーラー充電器、ケーブル、モバイルバッテリーなどが含まれており、これにより避難者のモバイルデバイスへの充電をサポートする。特に災害時において、情報源や連絡手段として重要なスマートフォンの充電を確保することは、心理的な安心感にもつながる。
この寄贈は、エレコムが所有する研修施設「レクトーレ葉山 湘南国際村」を災害時に避難所として開放するために結んだ「災害時における施設等の利用に関する協定」がきっかけとなった。この協定の締結により、エレコムは地域社会への貢献として、避難所の充電環境を改善しようと決意したという。