ビジネス向けA4レーザープリンター「Satera」シリーズ7機種を発売 流通・小売などの大量出力業務から在宅勤務での入出力業務まで多様なニーズに対応
キヤノン株式会社
キヤノンは、レーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A4カラーレーザープリンターの“Satera LBP732Ci”など計7機種を、2024年10月25日に発売します。
新製品は、多段給紙と高速印刷を実現し、流通・小売や調剤薬局などの大量出力業務に対応する“LBP732Ci”や、コンパクト設計で、設置場所に制約のあるクリニックなどの窓口業務や在宅勤務に適した“LBP172”など計7機種です。複合機モデルでは液晶タッチパネルを搭載した操作部をユーザーの設置環境に合わせて見やすい角度に調整でき、高い視認性と使いやすさを備えています。また、「おすすめセキュリティー設定」機能により、専門知識がなくても使用環境に応じた最適なセキュリティー設定をサポートします。プリンター本体への再生プラスチックの採用や、トナーカートリッジの梱包材における発泡スチロールの不使用など、環境配慮にも取り組んでいます。
■ 高速印刷と多段大容量給紙で大量出力業務の効率化を支援する“LBP732Ci”・“MF842Cdw”
A4カラーレーザープリンター“LBP732Ci”は、カラー/モノクロともにA4片面で毎分38枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセット(※1)の装着で最大2,660枚の給紙容量を実現しています。同時に5種類の用紙をセットでき、流通・小売におけるチラシやプライスカード、調剤薬局における薬袋や薬剤情報など、さまざまな用紙を大量に印刷する業務において、用紙交換・補充の手間を軽減します。A4カラーレーザー複合機“MF842Cdw”は、ADF(自動原稿送り装置)による両面同時読み取りを、従来機種(※2)に比べ約30%高速化し、A4両面で毎分190ページ(※3)に向上させています。A6サイズや名刺などの小サイズ紙にも対応し、多様な紙文書の電子化を促進します。また、操作部には7インチのカラータッチパネルを採用し、コピーやプリントなどの機能ボタン(アイコン)を使用頻度に応じてユーザーが並び替えることができるなど、使い勝手を向上しています。
■ 高速印刷とコンパクト設計でクリニックなどの窓口業務や在宅勤務に適した“LBP172”・“MF289dw”
A4モノクロレーザープリンター“LBP172”は、A4片面で毎分33枚、A4両面では毎分20枚の高速印刷が可能です。横幅を抑えたコンパクト設計でありながら、トナーカートリッジの交換や用紙のセットを本体前面から行うことができるため、窓口業務や在宅勤務など、スペースに限りのある環境でも設置できます。また、ファーストプリントは約5.0秒の素早い立ち上がりで、クリニックの問診票や処方箋などの印刷時間を従来機種(※4)と比較して0.2秒短縮しています。A4モノクロレーザー複合機“MF289dw”は、ADFによる両面読み取りに対応しているほか、6行液晶タッチパネルを採用することで高い操作性を実現しています。“LBP172”、“MF289dw”ともに、本体色はホコリや指紋が目立ちにくい白色で、清潔感が求められる医療機関や、接客を伴うカウンター業務にも適しています。
※1. 「ペーパーフィーダー・D1」および「1段カセットユニット・AV1」(ともに別売り)
※2. 「Satera MF832Cdw」(2021年12月発売)
※3. フルカラー選択時、300dpi×300dpiの解像度の場合
※4. 「Satera LBP162」(2019年5月発売)