各パーツの選定のコダワリや、品質チェックについて色々聞いてみた
高性能でリーズナブルな価格が魅力のFRONTIERのBTOPC、実際品質はどうなの?
人気モデルの性能をチェックしてみた
以上のように、FRONTIERブランドのBTOパソコンは、リーズナブルながら品質についても高いコダワリを持っていることがわかった。パーツ選定時には各メーカーと連携しながら、同社の基準をクリアしたモデル、もしくはそれに独自で付け加えるかたちで品質を確保。さらには、在庫を取り揃える前、組み立てる前後などでしっかりと検証し、問題がないかを細かくチェックしたうえで梱包し、発送しているのも好印象だ。
では、実際の性能はどうなのだろうか。今回は、伺ったなかでも出てきた人気の構成として、Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 SUPERを採用する「FRGHLB760/WSA2」をお借りして、ゲーム性能をチェックしてみた。なお、メモリーは32GB、ストレージは1TB SSDとなる。価格は25万5980円から。
まずは、グラフィックス性能をチェックできる「3DMark」を計測。結果は、定番のDirectX 12を駆使した「Time Spy」では2万弱、Time Spy Extremeでは1万弱の高スコアを記録。さらに、レイトレーシングをオンにした際の性能をチェックできる「Port Royal」でも1万越えと、レイトレをオンにした状態でのゲームプレイも十分期待できそうだ。
また、DirectX 12 Ultimateの性能をテストする「Steel Nomad」は4466、「Speed Way」が5047となった。
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」をチェックした。フルスクリーン、最高品質に設定し、1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)に変更しつつ検証した。
結果は、フルHDが25565(非常に快適)、WQHDが20105(非常に快適)、4Kが9853(快適)になった。4Kでは評価が少し下がったものの、WQHDとフルHDでは最高品質でガッツリ遊ぶことができそうだ。4Kについても、少し設定を下げれば存分に快適になるだろう。
バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」は、グラフィック設定を最高の状態にしつつ、射撃訓練場を周回した際のフレームレートを「Fraps」で計測した。こちらも、1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)にしてそれぞれ計測している。
「ストリートファイター6 ベンチマーク」も、解像度を変更しつつそれぞれ計測。結果は、すべての解像度においてスコアは100となっており、FIGHTING GROUNDの平均フレームレートもほぼ59fpsちょっと出ているため、ストリートファイター6においては4Kでもガッツリ遊ぶことができるといっていい。
ストリートファイター6 ベンチマーク(1920×1080ドット) | ||
---|---|---|
SCORE | AVARAGE | |
FIGHT GROUND | 100 | 59.99fps |
BATTLE HUB | 100 | 119.11fps |
WORLD TOUR | 100 | 116.16fps |
ストリートファイター6 ベンチマーク(2560×1440ドット) | ||
---|---|---|
SCORE | AVARAGE | |
FIGHT GROUND | 100 | 59.99fps |
BATTLE HUB | 100 | 119.08fps |
WORLD TOUR | 100 | 116.82fps |
ストリートファイター6 ベンチマーク(3840×2160ドット) | ||
---|---|---|
SCORE | AVARAGE | |
FIGHT GROUND | 100 | 59.82fps |
BATTLE HUB | 100 | 110.27fps |
WORLD TOUR | 100 | 102.11fps |
高負荷なタイトルとしては「黒神話:悟空」のベンチマークを計測した。設定は、画質レベルを高、サンプリング解像度は75に設定して計測している。結果は、4Kでも最低フレームレートが60fpsを超えており、フルHDとWQHDではそこまで差がでなかったものの、平均140fps以上で遊べるということがわかった。
黒神話:悟空の画質レベルはこの上に超高と最高があるが、遊んでみた感じ高でもそこまでグラフィックのクオリティーが下がるわけではないので、その状態で4Kでも60fps以上で遊べるというのは、うれしい結果となった。
最後に、ストレージの速度を計測できる「CrysatlDiskMark」を計測。結果はシーケンシャルリードで4935.21MB/s、リードで1777.36MB/sという結果になった。聞いていたとおり、シーケンシャルリードでしっかり5000MB/s弱のスコアが出ており、ゲームにおいてはマップのロードといった工程もスムーズに実施してくれるだろう。
高性能・リーズナブルかつ高品質なBTOパソコンを、FRONTIERで
以上のように、これくらいの性能が出て30万円以下で買えるというのは、結構コスパは高いなと感じる。それでいてしっかりとパーツ選定から検証、組立後のチェックまで実施しており、安心して使えるBTOパソコンということもわかった。
FRONTIERのBTOパソコンは、ゲーミングデスクトップだけでなく、スタンダードなデスクトップやゲーミングノート、スタンダードノートなど、幅広いラインアップがある。ゲーマーを中心に人気とのことだが、老若男女問わず安心して使えるパソコンを目指しているとのことだったので、リーズナブルでかつ高品質なパソコンを探しているという人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
なお、FRONTIERのBTOパソコンの品質の取り組みについては、こちらの特設ページにも紹介があるので、合わせてチェックしてみてほしい。
(提供:インバースネット)
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