4シリーズ9製品の豊富なラインアップ
MSI、Arrow Lake-S対応のゲーミング向けZ890マザーボード9製品を国内向けに発表
エムエスアイコンピュータージャパンは10月10日、Z890チップセットを採用したATXフォームファクターマザーボードの新製品として、4シリーズ9製品を国内市場向けに発表した。
全モデルともインテルの第15世代プロセッサー「Arrow Lake-S」に対応し、同社が“フルスペックのWi-Fi 7”と呼ぶ5.8Gbps/320 MHz帯域幅/6GHz帯/4096-QAM規格のWi-Fi 7や、PCIe Gen 5/M.2規格でのストレージ接続、最大26フェーズ 110Aの電源設計(Smart Power Stage)など、最新の仕様を盛り込んだマザーボードとなっている。
ゲーミング向けの枠を超えるレベルのフラッグシップ
MEGシリーズ
同社最高峰の性能と品質を追求しているゲーミング向けのフラッグシップモデル・MEGシリーズからは「MEG Z890 GODLIKE」「MEG Z890 ACE」「MEG Z890 UNIFY-X」の3製品をリリース。
シリーズの中でも最上位となるMEG Z890 GODLIKEは、サーバーグレードをうたう10層のPCBで構成し、最大26フェーズ 110Aの電源設計。さらにThunderbolt 4、10Gbps+5GbpsのLAN通信、Wi-Fi 7に対応する。
メタルバックプレート、クロスヒートパイプ、SSD用ヒートシンク「M.2 Shield Frozr II」など、優れた冷却機構を実現する放熱系のパーツをふんだんに搭載しているのも特徴だ。
また同社が「EZ DIY」と呼ぶ、ワンタッチでパーツの装着や換装ができる複数の機構に対応。コネクターを挿して、上から指で押すだけでストレージの装着ができる「EZ M.2 CLIP II」などが利用できる。
MEG Z890 ACEは8層PCB/最大24フェーズ 110Aの電源設計、MEG Z890 UNIFY-Xは8層PCB/最大20フェーズ 110Aの電源設計と仕様面に違いがあるが、Thunderbolt 4、10Gbps+5GbpsのLAN通信、Wi-Fi 7、冷却機構「FROZR GUARD」などにはMEG Z890 GODLIKEと同じく対応している。