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「IIJ公共安全モバイルサービス」にて組織内でデータ容量を分け合える「組織パケットシェア」を11月から提供開始

2024年09月30日 16時45分更新

文● スピーディー末岡 編集●ASCII

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データ通信容量を
組織内の回線でシェアできる

 IIJ(インターネットイニシアティブ)は今日30日、公共機関が災害時に現場情報を共有する際に使用する、公共機関専用のモバイルサービス「IIJ公共安全モバイルサービス」の機能を拡充、同一契約のデータ通信容量を組織内の回線で共有できる「組織パケットシェア」機能を発表した。提供開始は11月1日から。基本料金は1ユーザーあたり1210円、データ通信量は1GBあたり月額242円。

 IIJ公共安全モバイルサービスとは、4月1日にはじまったばかりのサービス。政府が推進する「公共安全モバイルシステム」に対応し、災害時に消防や警察などの公共機関が情報収集などを迅速、確実にできることを目的としている。専用設備で提供することにより、災害時優先電話にも対応しているため、災害発生時に一般ユーザーによる設備混雑の影響を抑えて、音声通話とデータ通信サービスを利用できるメリットもある。

 現在、中央省庁や全国の自治体、消防組合などに多数採用されているとのこと。

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