“大喜利のお題”を通じて社会課題を自分ゴトに、ゲストの渋谷凪咲さんは名回答を連発
なにそれ? 日立がサウナ×大喜利で「社会をととのえる」イベントに行ってみた
2024年09月27日 07時00分更新
こんにちは、サウナ大好きなアスキー編集部の大塚です。好きな水風呂の温度は15℃、好きな湯上がりドリンクは麦茶です。
さて、2024年9月26日から29日までの4日間、東京・渋谷にあるサウナ施設「渋谷SAUNAS」で、日立製作所が「社会をととのえるサウナ」の体験イベントを開催中です。
発表によると「日立×大喜利×サウナ」「“お題”が次々と現れるサウナ」だそうですが、そんな説明で意味が分かるわけもなく、「日立がサウナ? 社会をととのえる? “お題”? なにそれ?」と思ったので、現地に行ってオープニングイベントを取材してきました。
サウナも現代社会も“お題だらけ”、どうする?
「社会をととのえるサウナ」に変貌した渋谷SAUNASに入館すると、いきなり大量の“お題”に出迎えられます。いわゆる大喜利のお題なのですが、館内のどこに行ってもお題が目に飛び込んでくる、これでもかこれでもかの“お題だらけワールド”です。助けて。
あまりの過剰な光景に「いきなりどうしちゃったのよ日立?」と思いましたが、その疑問を解くカギはキャッチコピーにありました。こちらです、ドン。
館内にあるお題をよく読むと、「労働力不足」「少子高齢化」「気候変動」「自然災害」「DEI(多様性、公平性、包括性)」など、どれもいまの社会課題にまつわるものばかり。つまり、現代日本は「社会の中もお題だらけ」ですよね? という問いです。
「社会をととのえるサウナ」オープニングイベントで、今回の仕掛け人である日立の若林瑞希さんは、そもそもは“家電の日立”以外の姿ももっと知ってほしいのがきっかけだったと説明しました。114年前(1910年)の創業以来、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念とし、現在は「デジタルの力を使って社会課題を解決する」、そんな“社会イノベーション事業の日立”の姿を知ってもらおうという狙いです。
今回は50種類以上のお題が用意されていますが、実はそれぞれ、日立がソリューションを提供している、あるいは研究を進めている社会課題をベースに考えたお題だそうです。一部では、お題に対する「日立の答え」も紹介されています。