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モーダル小嶋の「これを食べたくなったので」 第30回

9月18日から販売されている「チキンかつ」シリーズから新登場:

松のや「親子チキンかつ丼」食べる価値がある? 答えは「YES」、味にも価格にも納得感がある

2024年09月19日 17時00分更新

文● モーダル小嶋(アスキーグルメ) 編集●ASCII

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松のやの親子チキンかつ丼

侮れないメニューです

「親子チキンかつ丼」
松のや
9月18日発売
730円
https://www.matsuyafoods.co.jp/matsunoya/whatsnew/menu/79358.html

チキンかつシリーズがスタート

 とんかつ専門店「松のや」では、「チキンかつ」シリーズが9月18日から販売されています。ジューシーな鶏もも肉を使用したやわらかいチキンかつが、多彩なバリエーションで登場。

チキンかつ定食

 「タルタルチキンかつ定食」「味噌チキンかつ定食」「鬼おろしポン酢チキンかつ定食」など、さまざまな味わいが用意されています。

タルタルチキンかつ定食

▲タルタルチキンかつ定食 830円

味噌チキンかつ定食

▲味噌チキンかつ定食 830円

鬼おろしポン酢チキンかつ定食

▲鬼おろしポン酢チキンかつ定食 830円

 今回の目玉は、新登場の「親子チキンかつ丼」です。チキンかつと卵、特製和風だしが絶妙に調和した一品だそうな。

親子チキンかつ丼

▲親子チキンかつ丼 730円

 かつ丼もメニューにある松のやだけに、「親子チキンかつ丼って、初登場なのか……」というちょっと意外な印象も受けました。新しいラインナップだけに、気になるところ。奇をてらうことのない“かつ丼”の直球勝負、松のやのお手並み拝見です。

とんかつ専門業態らしい
チキンかつのクオリティが好印象

みそ汁を豚汁に変更してしまいました(830円)

 というわけで、食べてみました。ちなみに「チキンかつ丼に豚汁を合わせたら、鶏と豚を一緒に食べたことになるな……」というよくわからない思いつきで、みそ汁を豚汁に変更しました。

親子チキンかつ丼

見た目はベーシックな「かつ丼」

 とはいえ、見た目はもう完全に“かつ丼”です。おかしいところはまったくない。

 主役のチキンかつのクオリティに関しては、さすがはとんかつ専門業態。衣のサクッとした感じ、肉の厚さと食感など、なかなかのものです。

しっかり揚がっています

 そう、チキンかつがしっかりしているのがポイントだと思います。薄いということもないし、味もちゃんとしている。「そんなの当たり前だろ!」と言われそうですが、チェーン店のメニューで「具材に物足りない点がない」というのは素直に好印象。

チキンかつ、しっかり厚い

 味付けはしっかり濃い目で、このあたりは「いつもの松のやの味」「松屋フーズらしい味」と評してもよいかと思います。

 ただ、豚肉と違い、やや淡白な味わいの鶏もも肉ですから、しっかりした味付けにしているのはプラスに働いています。「松のやのかつ丼はちょっと味が濃いかも……」と思っている人も、親子チキンかつ丼なら納得できるかもしれません。

和風だしの味は濃い目です

 730円という価格を「安い!」というつもりはありません。味に関しても、「飛び抜けておいしい!」というほどのクオリティではないかもしれない。

 だけれども、チェーン店で、しっかり揚がったチキンかつで、それなりのボリュームがあるかつ丼がすぐに出てくるところに価値があります。そういう意味では、味にも価格にも納得感がある。

 「松のやのチキンかつ丼、食べる価値がありますか?」という問いには、筆者としてはYESと答えたいところです。侮れないメニューですよ。

※価格はすべて税込表記です。

モーダル小嶋

モーダル小嶋

1986年生まれ。「アスキーグルメ」担当だが、それ以外も担当することがそれなりにある。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。よろしくお願いします。

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