OpenAIは9月17日、ChatGPTにおいて最新AIモデル「o1」シリーズの利用制限を緩和すると発表した。ChatGPT PlusおよびTeamユーザーはこれまでよりも多くo1シリーズを利用できるようになる。
具体的には、小型モデルの「o1-mini」が、週50回から1日50回へと7倍に拡大。一方、より高度な「o1-preview」モデルは、週30回から週50回への増加にとどまった。OpenAIによれば、o1-previewモデルはサーバー負荷が高く、運用コストがかかるためと説明されている。
OpenAI o1シリーズは、従来のAIモデルとは異なり、応答する前により長い時間をかけて思考するように設計された新しい推論モデル。複雑な問題を段階的に分析し、人間のような思考プロセスを経て回答を生成する。特に数学、科学、プログラミングなどのSTEM分野で高い性能を発揮し、従来のモデルを大きく上回る成績を達成している。
We appreciate your excitement for OpenAI o1 and we want you to be able to use it more.
— OpenAI (@OpenAI) September 17, 2024
For Plus and Team users, we have increased rate limits for o1-mini by 7x, from 50 messages per week to 50 messages per day.
o1-preview is more expensive to serve, so we’ve increased the rate…