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OpenAI、ChatGPT新モデル「o1」使える回数増やす 「mini」は7倍に

2024年09月17日 17時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 OpenAIは9月17日、ChatGPTにおいて最新AIモデル「o1」シリーズの利用制限を緩和すると発表した。ChatGPT PlusおよびTeamユーザーはこれまでよりも多くo1シリーズを利用できるようになる。

 具体的には、小型モデルの「o1-mini」が、週50回から1日50回へと7倍に拡大。一方、より高度な「o1-preview」モデルは、週30回から週50回への増加にとどまった。OpenAIによれば、o1-previewモデルはサーバー負荷が高く、運用コストがかかるためと説明されている。

 OpenAI o1シリーズは、従来のAIモデルとは異なり、応答する前により長い時間をかけて思考するように設計された新しい推論モデル。複雑な問題を段階的に分析し、人間のような思考プロセスを経て回答を生成する。特に数学、科学、プログラミングなどのSTEM分野で高い性能を発揮し、従来のモデルを大きく上回る成績を達成している。

 

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