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iPhone 16徹底特集 最新チップA18搭載でAI対応! Apple Watch/AirPodsも 第14回

【現地レポ】新Apple Watch Series 10は装着感も快適 画面がより大きく・見やすくなった

2024年09月10日 13時05分更新

文● 山本 敦 編集●飯島 恵里子/ASCII

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Apple Watch Ultra 2の「ブラックチタニウム」

10年目のApple Watchは史上最大サイズのディスプレイ

 アップルが開催した秋の新製品発表会で、新しい「Apple Watch Series 10」が発表されました。2014年に最初のApple Watchが発表されてから10年の節目に発売されるSeries 10は、Apple Watch史上最大サイズのディスプレイを搭載、本体も薄型サイズになりました。

Always Onのときも明るく見やすい

 ひと目で魅了されるのはゆったりとしたサイズの大きなディスプレイ。ケースのサイズは46mmと42mmの2種類ですが、46mmの大きな方は49mmのケースを採用するApple Watch Ultraよりもディスプレイが大きく、表示される情報量がとても豊かです。Apple Watchで初めて「広視野角のOLED(Wide-Angle OLED)」が採用され、エッジのすみずみまで明るく見やすい表示を実現しています。

Apple Watch Series 10のアルミニウムケースを採用したモデル

Apple Watch Series 10のチタニウムケースを採用したモデル

 ケースの種類はアルミニウムとチタニウムの2種類。アルミニウムのモデルには新色のジェットブラックが加わりました。アップルが2016年に発売したiPhone 7/iPhone 7 Plusにもジェットブラックというカラバリがありました。Apple Watch Series 10のジェットブラックは、より艶っぽくメタルの質感がより強調される色合いです。付着した指紋も目立ちにくいと思います。

Apple Watch Series 10のアルミニウムモデル、新色「ジェットブラック」

ジェットブラックはサイドから見ても艶やか

薄くて快適な装着感

 ステンレスケースのApple Watchがなくなる代わりに、チタニウムのケースがナンバリングシリーズに復活しました。スペックを見るとアルミニウムのSeries 10よりもケースの質量はチタニウムの方が若干重いのですが、手首に装着するとチタニウムの方がより軽やかに感じられました。ガラスパネルだったケースの背面は金属の比率を高めて、デザインに統一性を持たせています。

ゴールドチタニウム

42mmのシルバーアルミニウム

 Apple Watch Series 10とUltra 2もソフトウェアアップデートにより、バッテリーを30分で0%から約80%まで高速充電できる機能が加わります。

 会場で試せていませんが、Apple Watch Series 10とUltra 2には内蔵するスピーカーで音楽が聴ける機能が加わります。筆者の場合はAirPodsなどワイヤレスイヤホンをApple Watchにペアリングしてしまうので、あまりむき出しでスピーカー再生をする機会はなさそうですが。ハンズフリー通話時に周囲の環境ノイズをブロックして、Apple Watch Series 10を装着するユーザーの声だけをクリアにピックアップする、内蔵マイクによるノイズリダクション機能が加わります。

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