入門モデル「HERO」と、フラッグシップモデル「HERO13 Black」登場です!!
GoProが「超小型軽量」と「レンズ交換式」のアクションカメラ2モデルを発表
2024年09月04日 22時00分更新
GoProは9月4日にアクションカメラの新機種2モデルを発表した。
小型軽量の入門モデル「HERO」と、フラッグシップモデル「HERO13 Black」で、価格は3万4800円と6万8800円。HEROは9月22日、HERO13 Blackは9月10日から販売される。
超小型ながらGoProの最新技術で4K動画を撮影可能
「HERO」
3万4800円
新しく発表となった小型モデル「HERO」は、サイズが56.6×47.7×29.4mmで重量は86gと、HERO12 Black比で35%小型化、44%軽量ながら、4K動画を撮影できる。初めてのアクションカメラはもちろん、サブカメラとしても便利な製品だ。
撮影モードはシンプルで、ビデオが4K30Pと1080p30Pの2種類、スローモーションが2.7K60P、スチルが12MPのみとなる。動画、写真ともに16対9比率で画角は165度、QuikアプリでHyperSmoothビデオ・ブレ補正ができる。
単体で水深5mまでの防水機能を持ち、周辺機器として、水に浮かぶプロテクター「Floaty」、衝撃を吸収する「保護スリーブ」が別売で用意される。
新フラッグシップはレンズ交換が可能
「HERO13 Black」
6万8800円
HERO12の後継モデル「HERO13 Black」は、最高で5.3K60Pの動画撮影が可能で、新しいHBシリーズレンズに対応、マグネット式マウント、バッテリーもパワーアップした。
ムービーは最高で5.3K60Pと4K120P、静止画は24.7MPでの撮影が可能。水深10mまでの防水機能をもち、HyperSmoothビデオブレ補正も持つ。さらに、今機種から、HDRビデオのHLGに対応し、10bitRec.2100のカラースペースで撮影が可能だ。
スローモーションは13倍(720p400Pで15秒)、12倍(900p360Pで15秒)、4倍(5.3K120Pで5秒)は可能となったほか、前モデルでは省略されたGPSが内蔵となっている。また、Wi-Fi6に対応し、コンテンツの転送速度が最大40%高速となった。
新レンズは以下の4種。
「超広角レンズモジュラー」
1万6800円
177度の超広角レンズで、1:1のアスペクト比にも対応、360度水平ロックで最高4K60Pでの撮影、1080p120のビデオを撮影して4倍スローモーションが可能となる。
「NDフィルター4個パック」
1万2100円
ND4 / ND8 / ND16 / ND32の各フィルターのセットで、スローシャッターにより、モーションブラー効果を実現する。
「マクロレンズモジュラー」
2万1800円
標準レンズよりも最大3倍まで被写体に接近できるクローズアップレンズで、最短撮影距離は11cmとなる。リングを回転することによりピント位置を変えることができる。カメラ画面のフォーカスピーキング機能により、合焦位置を確認可能だ。
「アナモフィックレンズモジュラー」
2万1800円(2025年発売予定)
左右の画像を圧縮して記録するアナモフィックレンズで、最高21対9での撮影が可能。カメラ内デスクイーズ機能により、ポストプロダクションでのデスクイーズが不要だ。
レンズはすべてHERO13 Blackに装着すると、カメラが自動認識し、対応した撮影を選択してくれる。
バッテリーは1900mAhになり、1080P30Pでは2.5時間、4K30Pと5.3K30Pでは1.5時間の撮影が可能と平均13.5%向上した。
また、「Contactoマグネット式ケーブル+ドアキット」(1万3800円)で、悪天候下での外部電源供給が可能。デュアルバッテリーチャージャーも発売となる。
カメラのマウントは、「折りたたみ式マウントフィンガー」、「マウント用1/4-20ねじ穴」、「マグネット式ラッチマウント」が利用でき、衝撃の大きいいアクティビティーから、カメラ三脚、スピーディーな着脱などを選ぶことができる。
カメラに、Voltaパワーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジュラーが付属した「HERO13 Black Creator Edition」 (10万3800円)、アクティビティ向けのアイテムが揃ったHERO13 Blackアクセサリーセット (GoPro.com限定)も発売となる。