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モーダル小嶋の「これを食べたくなったので」 第28回

9月4日から9月16日までの期間限定で開催:

スシローのお寿司が“赤しゃり”になりました 食べておきたいオススメのネタをチェックしていくぞ

2024年09月04日 18時00分更新

文● モーダル小嶋(アスキーグルメ) 編集●ASCII

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「ネタの旨さを引き立てる匠の赤しゃり×天然魚」キャンペーン

ネタも気になるけど、しゃりに注目です

スシローのしゃり
赤くなるってよ

 握り寿司といえばしゃりの上にネタをのせるわけですが、一般的には何をのせるか、つまりネタの部分が注目されがちです。しかし、しゃりによってお寿司の全体の印象も変わってくるというもの。

 そんな「しゃり」が、すべて“赤しゃり”に変わる……。それが、スシローが9月4日から9月16日までの期間限定で開催する「ネタの旨さを引き立てる匠の赤しゃり×天然魚」キャンペーンです。

赤しゃり

見た目ではっきりとわかる赤さ

 キャンペーン期間中は、全商品を赤しゃりで提供。こだわりの長期熟成酒粕を使用した赤酢に、砂糖と北海道産のてんさい糖(使用する砂糖のうちおよそ20%)を加えて、さらにまろやかに仕上げたもの。

 提供する全品のしゃりが、酸味と甘味がほどよく調和しネタの旨さを引き立てる赤しゃりに変わるというキャンペーン。期間中に食べておきたいオススメのネタをチェックしていきましょう。

充実感のある甘味が楽しめる
「天然赤えび2貫」

天然赤えび2貫

100円という価格もうれしい

 目玉商品は、振り塩加工をすることで旨みを引き出した「天然赤えび2貫」。全店、税込100円にて提供されます。

 ほのかな酸味とコクがある赤シャリと、ぷりっとした食感に甘みがのった天然赤えびの相性がいいですね。振り塩によって旨味ものっています。これが100円なのですから、どんどん食べておきたいところ。充実感のある甘味が楽しめる一品です。

塩味によって食感が堪能できる
「紅鮭のいくら」

紅鮭のいくら

シンプルな味わいのいくらを楽しもう

 赤しゃりの旨味を味わえるという点では、「紅鮭のいくら」も要注目。塩味でシンプルに仕上げており、コクのある味わいを堪能できます。価格は120円/130円/150円。

 赤しゃりの風味と、ぷちぷちとした食感がよく合います。いくらが醤油漬けではなく塩味なので、素材そのものの味も楽しめる。いつものいくらとはちょっと違った気分。これも見逃せない一皿ですね。

定番人気ネタNo.1
「厳選めばち鮪」

めばち鮪

定番ネタならシャリの違いもわかりやすい

 赤しゃりの魅力をより堪能したいのであれば、「厳選めばち鮪」もよいと思います。価格は120円/130円/150円。

 濃厚な赤身の味と香りが特長という天然魚の大型サイズを厳選しているほか、旨味が強いとされているマグロの中心に近い部分を使用しています。

 マグロといえばねっとりとした食感と旨味に特徴があるわけですが、赤しゃりのほのかな甘味と控えめな酸味によって、よりしっかりとマグロの長所が感じられる印象でした。リーズナブルなネタだけに、いつものしゃりとの違いを気軽に楽しめるのがありがたいところです。

レアなネタが揃った
「国産天然魚3貫盛り」

国産天然魚3貫盛り

意外と食べる機会が少ない3種が揃った

 筆者が地味に注目しているのが「国産天然魚3貫盛り」です。国産の天然魚3種を赤しゃりで堪能できるというもの。価格は260円/270円/290円。

 鹿児島産のきびなごは青魚の旨味、北海道産のサクラマスは上品の脂の甘味と旨味、金華さばはほどよくのった脂の旨味が堪能できます。

きびなご

きびなごは、あまりお寿司で食べる機会がないかも

 きびなごはニシンの仲間で、アジやイワシよりももうちょっと繊細というか、旨味の中にあるほのかな苦みが特徴。赤しゃりのほどよい酸味と相まって、きびなご独自の味わいが楽しめます。お寿司で食べる機会もあまりないので、今のうちに食べておきたいところ。

サクラマス

サーモンとの違いを楽しみたい

 サクラマスは、サーモンに似ていますが、より力強い味わいが特長。脂のどっしりした旨味が、赤しゃりのコクと調和しています。わずかに添えられたショウガも地味に効いていますね。

金華さば

脂がくどくない金華さば

 金華さばは、間違いない味わい。くどくない脂が、甘味と酸味のバランスが取れている赤しゃりと相まって、見た目以上にさっぱりといただけます。

赤しゃりの魅力が活きた
「天然本鮪中落ちねぎとろ」

天然本鮪中落ちねぎとろ

マグロの旨味を赤しゃりとともに味わいたいならこれ

 「天然本鮪中落ちねぎとろ」は、希少部位である中骨に近くうまみが濃い中落ちとねぎとろをあわせ、マグロの旨味と香りを楽しめる仕立て。価格は260円/270円/290円。

 一貫は素材の味をそのまま、一貫はたくあんと和えて食感をプラスしているのもこだわりポイントだそう。

 ネタがシンプルな分、赤しゃりとマグロの調和がわかりやすく伝わってきますね。しゃりのまろやかな風味が、マグロの旨味を引き立てるような感じになっています。

見た目が華やかすぎる
「海鮮てんこ盛り鉄火」

海鮮てんこ盛り鉄火

なんといってもこの見た目

 「海鮮てんこ盛り鉄火」は、6種の海鮮を盛り合わせた見た目にインパクトのある一皿。中とろ、赤えび、ねぎまぐろ、甘えび、ほたて、いくらと計6種。価格は1080円~。

 これに関しては赤しゃりがどうというより、見た目や盛り付けの豪華さを楽しみたいところ。「豪華なお寿司を食べてま〜す!」という満足感がすごいです。写真映えもしますよね。

いろいろな味わいが楽しめる
「海鮮巻き重ね(秋)」

海鮮巻き重ね

14種類もの具材を使用

 スシローがうまさにこだわって店内巻きにした海鮮巻き重ねが、新バージョンの「海鮮巻き重ね(秋)」で登場します。価格は260円/270円/290円。

 焼とろサーモン、数の子、炙り〆さば、まぐろ、えび、いか、ねぎまぐろなどを巻き上げた、全14種もの具材が特徴。食べる場所によって味わいが変わる楽しみもあります。

 こちらも赤しゃりそのものより、いろいろな味わいが楽しめるネタに注目したいところ。特に炙り〆さばの香りが効いており、食べごたえがありました。

ラーメンとデザートも
お見逃しなく

 今回のキャンペーンでは、ラーメンとデザートにも新作が登場しています。

台湾ラーメン

ゴロっとした肉感が特長の特製うま辛ミンチをトッピング

 ラーメンの新作は、「特製ミンチのうま辛台湾ラーメン」。名古屋名物として有名な台湾ラーメンが全国のスシローで初登場。価格は460円~。

 台湾ラーメンとは、名古屋の台湾料理店が考案したといわれており、辛いミンチ肉がトッピングされているのが特徴です。

 鶏のうまみが効いたスープに、ニンニク、粗挽きの唐辛子と豆板醤、ラー油など複数の辛味を加え、辛さの中にも深みとうまみを感じられるうま辛な味わいに仕上げたとのこと。

台湾ラーメン

回転寿司のメニューとして考えるとかなり辛い!

 シンプルに辛いです。けっこう辛い。旨味やコクがないわけではないけれども、唐辛子やラー油のインパクトで食べさせるような仕立てになっています。なので、辛いのが得意でない人は気をつけてください。

 しかしながら、お寿司を食べたあとの魚の香りや酢の匂いを、台湾ラーメンの辛味がさわやかに流してくれる感じがしました。意外と悪くないんですね、お寿司と台湾ラーメンの相性って。これは発見でした。

カヌレ

バニラアイスが添えてあるところがポイント

 新作スイーツは、「カヌレ・ド・ボルドー バニラアイス添え」。フランス・ボルドー地方伝統の焼き菓子“カヌレ・ド・ボルドー”にバニラアイスを添えたスイーツです。価格は300円~。

 専門店に負けないほど素材にこだわったとうたい、小麦・バター・牛乳・砂糖・卵など国内製造の素材と、フランス・ボルドーでブレンドしたレンチラム酒を使用しています。

 じっくりと火入れすることで、カヌレの魅力である外側の生地は焼き色がついて香ばしく、中の生地はやわらかくしっとりとした食感に仕立てたとか。

カヌレ

しっとりした食感がうれしい

 中の生地のむちっとした食感が、いい感じ。外側の生地の食感もかなり固めで、食べごたえがありますね。ラムによる味わいと香りもしっかりあるので、なかなか本格的です。

 提供直前に温められているため、バニラアイスとのコントラストもいいですよ。歯ごたえがあって温かいカヌレと、口どけのよい冷たいアイスは、お寿司を食べたあとの口にほどよい甘さをもたらしてくれます。


 

 およそ2週間弱、全品が赤しゃりで提供されるスシローのお寿司。期間限定メニューが魅力的なのはもちろん、今までのネタも赤シャリによって雰囲気が変わる楽しみがありますよね。スシローによく行く人もそうでもない人も、チェックしておきたいキャンペーンです。

※一部店舗では販売価格が異なります。
※価格はすべて税込表記です。

モーダル小嶋

モーダル小嶋

1986年生まれ。「アスキーグルメ」担当だが、それ以外も担当することがそれなりにある。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。よろしくお願いします。

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