ヤマハ発動機は9月4日、スポーツ電動アシスト自転車の2024年モデルとして「YPJシリーズ」の「WABASH RT」「CROSSCORE RC」2車種を発表。10月9日に発売する。
新型ドライブユニットとして250Wのブラシレスモーターを搭載する「PWseries S2」を採用。従来モデルに比べて550g軽く、およそ20%小型化しながらも最大トルク向上を実現。最大トルクが前モデルよりも大きい75Nmとなったことで、急な坂道や、オフロード走行時など高いアシスト力が求められる場面でもよりスムーズな加速が得られる。
走行状況に応じて、「ハイモード」「スタンダードモード」「エコモード」から自動選択し、ライダーに最適なアシストを提供する「オートマチックアシストモード」をアップデート。アシストモードが自動で切り替わるタイミングをスムーズにしたことで、より自然なフィーリングで走行することが可能。
WABASH RTは、オンロードでの快適性とオフロード(林道・砂利道などの未舗装路)での走破性を求める人をターゲットにしている。オフロードでも高い走行性を発揮し、バイクパッキングなどアクセサリーの装着も可能で、移動が楽しく快適にできる点に注力し開発したグラベルバイクだ。
CROSSCORE RCは、通勤から仲間とのレジャーライドまで1台で楽しみたい人をターゲットに、街中でのコミューティングから郊外のロングライドまで快適に走行できる点に注力し開発したオールマイティーに活躍するクロスバイク。
また、CROSSCORE RCにはYPJシリーズ初のコネクテッド機能を搭載したモデル「CROSSCORE Connected」もラインアップ。アプリを介してリアルタイムでバッテリー残量などを通知できるほか、メンテナンスノートや走行ログ機能などが利用できる。
WABASH RTは外装11段変速と前後700×45Cタイヤ、CROSSCORE RC/CROSSCORE Connectedは外装9段変速と前後27.5×2。いずれもバッテリー容量は13.1Ah。