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ピュアな音質が楽しめるラズパイZeroサイズの超小型DAC基板

2024年08月29日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻 編集● ASCII

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 Raspberry Pi Zeroシリーズと組み合わせて使用する超小型DAC基板「SabreBerryDAC Zero2」が店頭販売中。TakazineZoneによる同人ハードウェアで、取り扱っている千石電商 秋葉原本店における価格は2980円だ。

ラズパイを組み合わせて使用する超小型DACの自作キット。初代キットから使用する部品が変更されており、音質も向上している

 Raspberry Pi Zeroにピッタリなサイズの基板を採用、スタックして使用できる超小型DAC基板。ESS製のDAC IC「ES9023P」のみ付属しているが、完成させるには必要な部品を別途購入してはんだ工作で組み立てる必要がある。

 PLAY・音量などを操作できる操作ボタン6個、PLAYインジケータ、I2C拡張端子を搭載。完成したDACは「Raspberry Pi Zero W」または「Raspberry Pi Zero 2 W」と組み合わせて使用する仕様で、高音質ヘッドホンも駆動できる。

入っているのは基板本体とDACチップのみで、別途必要な部品を調達して工作して完成させる

 初代モデルで使用していたセラミックコンデンサーがフィルムコンデンサーに変更されており、「より一層ピュアな音質が得られるようになった」という。表面実装タクトスイッチがリードタイプに変更されるなど、はんだ工作の難易度に関わる変更点もある。

 なお、Bluetooth基板やUSB-DDC基板などのオプション基板が近日販売予定とされている。

【取材協力】

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