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新車を買った情報2024 最終回

さようならロードスターRF

2024年08月31日 07時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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次世代にロードスターを遺す

 だからと言って走らなくてもカッコいいわけですから、手放すかどうかは車検が切れても決めかねておりました。ただ庭に置いておいても劣化が進むだけ。そしてまだ走れる中古を次世代に渡すのは大人の役目。ということで市場へ還すべくお迎えに来ていただきました。

 中古のロードスターと言えばやはり初代NA型が人気です。私だっていまだに初代のVスペが欲しいくらいです。しかし最終型は1997年式で、すでにクラシックカーの部類。それでも状態のいい中古がまだ存在するのは、歴代オーナーが大切に扱ってきたから。あるいは程度が悪くても引取り手があるから。もし中古に乗ろうとするなら、それなりの見る目とサポートが必要でしょう。

 一方、ND型の発売は2015年。後発のRFも2016年末ですから、中古市場にもタマ数は豊富でプレミアなんてものも付いておりません。法制度に変更がない限りモデルチェンジの必要もないくらい完成度は高い。現行車種ですから部品も潤沢に流通していますし、NA型に比べたら圧倒的に手間はかからない。

 現在のRFの相場は、2017年式で150万円あたりからスタート。程度のいい初代NA型より安く、若い方にもなんとか手が届きそうな値段です。タイミングさえ合えばぜひにと申し上げたいところ。

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