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河野太郎大臣「誹謗中傷されたらブロックをおすすめ」

2024年08月26日 17時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 2024年8月26日、自民党の河野太郎デジタル大臣が記者会見を開き、自民党総裁選への出馬を表明。会見の中で、SNS、特にTwitter(現「X」)での一般人のブロック行為に関する質問が投げかけられ、河野氏は一般論として、誹謗中傷の被害を受けたときはブロックを推奨するという自身の見解を述べた。

 河野氏は、近年SNSにおける誹謗中傷が増加していることに懸念を示し、特にTwitterがXに名称変更して以降、誹謗中傷やフェイクニュースの管理が不十分になっていると指摘。さらに、誹謗中傷の対象が政治家や芸能人、オリンピック選手や一般人にまで広がっていることを問題視した。

 河野氏は、SNSの匿名性を利用して他人を傷つける行為を「ネットの大きなマイナス面」と批判し、これを止めるための方法として法的手段の他に、簡単にできる対策としてブロック機能の使用を挙げた。

 さらに河野氏は新たな問題として、ブロックする行為自体が批判の対象となり、被害者がブロックを躊躇するようになっていることを指摘。これについて河野氏は、「誹謗中傷をネットで受け止める必要は全くない」と強調し、被害を受けた場合はまずブロックすることを推奨した。

 

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