──同時に発表された「グリーンカプセル」についても教えてください。炭酸カルシウムを使用するアイデアはいつ頃からあったのでしょうか
滝口「企画自体は、3年ほど前にスタートしています」
──現在の仕様で、従来比50%のプラスチック使用を削減していると発表されています。今後、この比率が変わり、さらに環境に配慮した仕様になることも考えられますか?
滝口「ガシャポンでは強度をある程度確保する必要があるため、この仕様に落ち着きました」
──再生紙や海洋プラスチックといった素材もリサイクル素材としてはよく使われています。炭酸カルシウム以外の素材を採用する可能性もありますか?
滝口「過去には『マブカプセル』という紙製のカプセルを開発したこともあります。温室効果ガスの削減も含めた環境への配慮には積極的に取り組んでいきたいと考えていますので、可能性としてはあると思います」
──本日はありがとうございました。
1977年にブランドが立ち上がり、今年で47周年となる超ロングセラーのガシャポン。大型サイズの投入やエコ素材の採用など時代に合わせた変化を取り入れながら進化を続け、今後も我々を楽しませてくれそうだ。