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アドビ、学校教育で画像生成AIを使えるように

2024年08月07日 16時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 アドビが8月1日(現地時間)、小中高校向けの「Adobe Express」に新機能を追加したことを発表した。学校で安全に利用できるように設計された画像生成AI機能を搭載する。新機能の多くは世界中の教育関係者がすぐ利用可能。小中高校向けAdobe Expressの全機能は無料で提供されている。

 新機能の中で特に注目されるのは、画像生成AI「Adobe Firefly」による「テキストからテンプレート生成」機能。生徒はポスター、チラシ、パンフレットなどのテンプレートを簡単に作成できるようになる。オリジナルのぬり絵作成機能も近日公開予定。

 さらに、マルチメディアプレゼンテーションやアニメーション機能の強化、iPad対応など、授業と学習をより効果的にするための機能も追加された。

 プライバシー保護と責任あるAIの使用にも重点が置かれており、適切な生成のためのガードレール機能や、管理者によるAI機能のオン/オフ切り替えなどが実装された。なお、アドビは児童生徒や教員が生成したプロジェクトをAIのトレーニングに使用しないことを明言している。

 

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