8月8日にオープン! 8月15日までバーガーが20%オフ:
フライドチキンはみ出てるゥ〜! デカさ米国級のバーガーショップ「Hangry Joe's」が秋葉原にオープンするぞ
2024年08月07日 18時00分更新
「お腹が空いてイライラする」なら
ホットチキンバーガー
「お腹が空いている」は、Hungryです。「怒っている」は、Angry。それでは、「お腹が空いてイライラする」は? Hungry+Angryで、“Hangry”というスラングがあるそうです。
そんな名前を冠した「Hangry Joe’s Hot Chicken」の日本1号店が、2024年8月8日に秋葉原でオープンします。
Hangry Joe’s Hot Chickenは、1店舗あたり最高210万円/日を売り上げたというアメリカの人気バーガーショップ。アメリカはテネシー州ナッシュビルの郷土料理である「ホットチキン」を使ったホットチキンバーガーが名物。
2023年にはドバイ、韓国に上陸しています。いよいよ日本へ……というわけですね。
場所は「12 KANDA」の1階(神田須田町2丁目3-12)。12 KANDAは完成したばかりの複合型のシェアオフィスで、秋葉原によく行く人でも「え、どこ?」となるかもしれません。ただ、JR秋葉原駅はもちろん、都営地下鉄岩本町駅からも近い。
ほどよい辛味が食欲を増進
厚い鶏肉の食べごたえも魅力
やはり気になるのは、看板メニューの「ハングリィシグネチャーバーガー」。豪快にはみ出るフライドチキン、コールスロー、スパイシーなソースを絡めた、アメリカ発の本場の味をそのまま楽しめるバーガーです。
本場の味をそのまま……というだけあり、調味料から秘伝の旨辛ソースまで、アメリカの店舗と同じものを使ってフライドチキンを制作。
また、胸肉は味付け後に2〜3日熟成させ、揚げたあとにラー油(このラー油自体は辛くないそうです)にくぐらせてからソースをかけているのだとか。
フライドチキンの味自体はスパイシーながら、やはりラー油をくぐらせた点が香りの面で効いており、油淋鶏のような味わいもあります。ほどよい辛味が食欲を増進させ、チキンそのもののボリュームも相まって“食らいついている”感がすごい。
コールスローが挟まれているのも、フライドチキンの油と肉汁があふれたあとに口の中をさわやかにしてくれるので、好相性。
ちなみに辛さはLEVEL 0〜LEVEL 5まで用意。ただ、LEVEL 4は+100円、LEVEL 5は+150円なので注意してください。
筆者が試食したのはLEVEL 2でしたが、ピリ辛の範疇。辛いものが苦手でない人なら問題ないかと思います。ただ、刺激に弱くない人なら、ある程度の辛さがあったほうがホットチキンバーガーらしさを楽しめるかなーと。
まあ、何といっても、厚めの胸肉の食感ですよね。この食べごたえがポイントになっていると思います。サイズといい、味わいといい、アメリカで人気というホットチキンバーガーの実力をしっかり楽しめます。
テリヤキは日本限定のメニュー
甘辛い味わいに魅力あり
「ハングリィテリヤキバーガー」は、日本限定メニュー。特製のハングリィソースとテリヤキソースを組み合わせた辛さを抑えた味付けです。具体的にはハングリィシグネチャーバーガーの辛さでいうと「LEVEL 0」相当になっているそう。
それでも、すこし辛さを感じるんですよね。特製のハングリィソースを使っていることももちろん、テリヤキソースがいわゆる「甘辛い」味付けになっているためだと思います。唐辛子とはまた違った辛味がほのかにあるというか。
もちろん、フライドチキンとテリヤキソースの相性はよいです。甘辛い味わいとチキン、やはり魅力的。
ただ……個人的には、もっとハングリィシグネチャーバーガーと味が違ってもよいのかなあ、とは思いました。同じハングリィソースを使っているためか、かなり近い味です。
なお、シグネチャーとテリヤキ、いずれも3つのサイズが用意されています。それぞれフライドチキンの重量でいうと、スモールがおよそ100g、レギュラーがおよそ150g、アメリカンが200gなのだとか。
価格は、スモールが1190円、レギュラーが1490円、アメリカンサイズが1790円。
韓国で人気という
ハングリィチキンラップ
バーガーの他にも、「ハングリィチキンラップ」があります。フライドチキンとコールスローに加え、レタスをトルティーヤで包んだメニュー。レタスが加わったことで、バーガーと比べると、よりさっぱりとした食べごたえになっています。
こちらは(フライドチキンが挟まっているとはいえ)「ヘルシーメニュー」という位置づけということで、アメリカではもちろん、韓国ではとくに人気のメニューなのだそう。
カフェとしての利用や
ディナーでコースを堪能することも可能
なお、Hangry Joe’s Hot Chickenの日本1号店は、営業時間が3つに分かれています。
ランチタイム(11時〜14時)は、先述の2つのバーガーやチキンラップのほか、ニューヨークで人気のチキンオーバーライスやカレーなども用意。
カフェタイム(14時〜17時)はケーキを揃え、コーヒーや紅茶などと合わせて楽しむことが可能。もちろん、カフェタイムでもバーガーは食べられます。
ディナータイム(17時〜23時)は、ディナーコースや一品料理、飲んだ後の締めの一品として食べるミニバーガー(490円)など、夜限定のメニューを用意しています。
なお、オープンキャンペーンとして、ハングリィシグネチャーバーガーとハングリィテリヤキバーガーが、8月15日まで20%オフで購入できます(ミニバーガーは除く)。
日本にホットチキンバーガーを
根付かせられるのか
Hangry Joe’s Hot Chickenの日本1号店は、昼と夜とで異なる雰囲気を楽しめる「オールデイバーガーショップ」がコンセプト。アメリカの店舗とはやや異なり、ブランドロゴを変更し、内装もこだわって独自の世界観を演出したとうたいます。
秋葉原という場所を選んだことについては、国内外から多くの人が訪れる場所であるという理由のほか、「渋谷や原宿などに出店すると、一過性の話題で終わってしまうかもしれない。ここを起点に、ブランドをじっくりと展開していきたい」と説明されていました。
日本ではまだなじみの薄いホットチキンバーガーには、味、外見ともに独自の魅力があります。店舗自体がオシャレな内装で、カフェやディナーにも使えるのもおもしろい。秋葉原近辺では意外とない感じのスポットかも。
一方で、日本のバーガーチェーンは、アメリカとは異なる商品展開で営業しています。味や食べごたえにこだわったバーガーも少なくありませんし、ボリュームのあるメニューを揃えたバーガーショップだってありますよね。
そういった中で、スモールサイズでも1190円を超えるというホットチキンバーガーがどこまで受け入れられるのか。秋葉原から、日本にホットチキンバーガーを根付かせられるのか。要注目です。
モーダル小嶋
1986年生まれ。「アスキーグルメ」担当だが、それ以外も担当することがそれなりにある。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。よろしくお願いします。
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