グーグルは8月6日(現地時間)、デスクトップ版「Chrome」の脆弱性を修正するアップデートを公開した。対象はWindows/macOS/Linux版。今後、数日から数週間かけて全ユーザーへ提供される予定だ。
修正対象となる脆弱性は以下のとおり。
●深刻度(緊急)
・CVE-2024-7532:ANGLEにおける境界外メモリアクセス
●深刻度(高)
・CVE-2024-7533:共有における解放後使用
・CVE-2024-7550:V8の型の混乱
・CVE-2024-7534:レイアウトのヒープ バッファ オーバーフロー
・CVE-2024-7535:V8での不適切な実装
・CVE-2024-7536:WebAudioの解放後使用
深刻度「緊急」の脆弱性も含まれていることから、早急なアップデートが推奨される。
対策済みのバージョンはWindowsとmacOS版が「127.0.6533.99/.100」、Linux版が「127.0.6533.99」。アップデートは自動で展開されるが、Chromeの設定から手動で適用することも可能だ。