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グーグル「Chrome」に深刻な脆弱性 早めに更新を

2024年08月07日 12時30分更新

文● @sumire_kon

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Google Chromeのロゴ

 グーグルは8月6日(現地時間)、デスクトップ版「Chrome」の脆弱性を修正するアップデートを公開した。対象はWindows/macOS/Linux版。今後、数日から数週間かけて全ユーザーへ提供される予定だ。

 修正対象となる脆弱性は以下のとおり。

●深刻度(緊急)

・CVE-2024-7532:ANGLEにおける境界外メモリアクセス

●深刻度(高)

・CVE-2024-7533:共有における解放後使用
・CVE-2024-7550:V8の型の混乱
・CVE-2024-7534:レイアウトのヒープ バッファ オーバーフロー
・CVE-2024-7535:V8での不適切な実装
・CVE-2024-7536:WebAudioの解放後使用

 深刻度「緊急」の脆弱性も含まれていることから、早急なアップデートが推奨される。

 対策済みのバージョンはWindowsとmacOS版が「127.0.6533.99/.100」、Linux版が「127.0.6533.99」。アップデートは自動で展開されるが、Chromeの設定から手動で適用することも可能だ。

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