くふうカンパニーグループの家計簿サービス「Zaim」は8月2日、今夏の電気代やエアコン使用状況に関するアンケート調査結果を発表。調査によると、2024年7月の電気代(8月請求分)について、約5割の回答者が前月比で「大幅に上がる見込み」と回答している。電気代の平均見込み金額は3955円。
電気代上昇に対して、約6割が「覚悟している」「仕方ない」と受け入れる一方、約4割が「出費増大が不安、怖い」と回答している。
エアコンの使用状況については、1日の平均使用時間が最も長いのは九州地方で15.9時間、次いで関東地方が15.6時間、四国地方が14.4時間となった。また、全体の約8割が就寝時に毎晩エアコンを使用し、そのうち約8割が「朝までつけっぱなし」であることが明らかになっている。
8月から再開される政府の電気料金補助「酷暑乗り切り緊急支援」については、詳細を把握している回答者は2割程度にとどまった。補助に対しては「非常に助かる」「補助がないよりはよい」という肯定的な意見がある一方で、「補助期間が短い」という声も聞かれた。
この調査は2024年7月26日から27日にかけて、全国のZaimユーザー1782名を対象に実施されたもの。今夏の猛暑による電気代の上昇と、それに伴う家計への影響が浮き彫りになった。