マルチカの超人気店「BUTTER 美瑛放牧酪農場」の新作「丸の内クランツ」が可愛すぎた

2024年08月02日 12時00分更新

文●丸の内LOVEWalker　撮影●久保田千晴

北海道の酪農場がそのまま丸の内に！オープン2年目の大人気店

　本日は丸の内ビルのB1F、昨年リニューアルしたフードゾーン「マルチカ」へ。「毎日通いたい、わざわざ訪れたい、いつでも食を感じられる丸の内の拠点“FOOD Feelings BASE”」をコンセプトに、バラエティに富んだ20店舗を展開する場として賑わいを見せています。東京駅から地下通路を通ればすぐ、猛暑の日も大雨の日も快適に辿り着けるので、ついつい立ち寄ってしまいます。そんな「マルチカ」の中で、今日は一際人気を博している「BUTTER 美瑛放牧酪農場」へお邪魔しました！

グルメシーンに最適なマルチカ！

バター色の壁が可愛いショップ

　メイン通路に面したガラス張りの空間では、バターを実際に製造している様子を見ることができます。北海道・美瑛放牧酪農場直送のクリームを使って、毎日バターを製造しているんだとか。季節によって変化する乳質を見極めながら、クリームの温度や練り上げ時間を細かく調整したこだわりのバターを楽しめるとあって、店前には開店前から大勢の人が行列を作っていました！

都心の一等地に工房を構え、毎日作りたてのバターを提供

お店のカウンター部分で、できたてのバターを手作業で成型

　毎日バターを製造している「BUTTER」ならではの楽しみ方が、製造過程できる副産物のバターミルク。お店では、カフェメニューのウェルカムドリンクとして最初に楽しむことができます。

クリームを攪拌し、バターとバターミルクに分離させている様子

牛乳より軽い口当たりで飲みやすい！ほんのり甘くフレッシュな味わいです♪

　実は丸の内 LOVEWalkerでも、1年前に一度取材に訪れているこのお店。（話題のマルチカの「BUTTER 美瑛放牧酪農場」に行ってみた SNSでも話題沸騰！バターがまるまる1本ついてくるホットケーキ）テレビや雑誌など数々のメディアでも話題となっていた、「『ミルクを食べるバター』を食べるホットケーキ」を紹介しました。バター1本分（100g）を丸ごと使った、出来たてのバターの味わいを存分に楽しめるホットケーキは、1年経った現在でも、カフェメニューとして人気No.1。しかし！それ以外にも思わずうっとりしてしまうビジュアルの、おすすめメニューがたくさんあるんです。今回は、そんな「BUTTER 美瑛放牧酪農場」の隠れた（？）映えスイーツを注文してみました！

緑を基調としたクラシカルな雰囲気が可愛い♡

カフェメニューの手書き看板も、ホットケーキが主人公

ホットケーキだけじゃない！新ジャンルの映えスイーツを一挙紹介！

　まずは、先月から新たにイートインでの提供が始まった「丸の内クランツ」からご紹介します。ドイツの伝統菓子「フランクフルタークランツ」をもとにアレンジしたメニューです。ドイツ語で「王冠」という名を持つこのケーキは、リング状のスポンジがバタークリームに覆われているのが特徴。『ミルクを食べるバター』を使用したバタークリームは、ミルキーな甘さと軽さがあり、さらに表面にはカラメリゼされたアーモンドがまぶされており、良い食感のアクセントになっています。鼻から抜けるさくらんぼの洋酒(キルシュ)のフルーティーな香りも相まって、余韻まで美しい・・・♡カフェでは1/6カットで、美しい断面も楽しめますよ。

「丸の内クランツ」※ホールサイズはショップ販売のみ

赤白黄色のコントラストが可愛い♡

　続いてこの時期のおすすめを。完全放牧でのびのびと育つ牛の牛たちの牛乳を使った、お店自慢のソフトクリームです。放牧の生乳の味わいを最大限に活かすため、てんさい糖のみを合わせたシンプル仕上げ。コクのあるミルキーさと口溶け良く優しい甘みでおいしすぎる〜！アーモンドチュイルの香ばしさと合わせても最高です。一口食べれば、北海道の牧場にワープしたかのような気分になれますよ。店舗で焼き上げた自家製コーンと合わせて食べるテイクアウトもおすすめです。

かなりの大きさですが、濃厚すぎないのでくどくなく、最後まで美味しく食べられました！

　テイクアウトにも気になるメニューを発見！それが、数量限定で販売している「びえいのあんバター」。「ミルクを食べるバター(有塩)」をなんと30gも豪快にサンド！仕上げにバターの上に「ゲランドの塩」をかけて完成する、唯一無二の一品です。注文してからその場で作ってくれるので、出来立てのうちに食べるのがおすすめ。お昼前には売り切れてしまうことも多いそうなので、気になる人はお早めにどうぞ。

北海道産あずきの自家製粒あんをたっぷり

パンからはみ出てもお構いなし！厚みがすごいです・・・！

　テイクアウトして店を後にしたら、丸の内仲通りの広場でいただきます！木漏れ日の下で手ぶらでもピクニック気分を味わえて最高の昼下がり。改めてバターのインパクトに驚きながらも。大口開けてパクリ。口溶けの爽やかなバターで、脂っこさは全くなく、そのままかじりたいほど美味しい〜〜♡シットリと炊き上げた粒あんは甘すぎず、バターの塩味を引き立ててくれます。パン生地もふわふわで、見た目のボリューム感に反してあっという間に平らげてしまいました・・・！