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休みが増えた分、給料が減ることに不満な社員も

週休3日制は本当に楽なのか? キュービックが導入企業の社員に実態調査

2024年08月02日 10時00分更新

文● ASCII

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 キュービックは、2024年7月31日、「週休3日制」を導入している企業の社員223人に対する実情調査の結果を公表した。

 週休3日制は、千葉県庁やリクルートなど一部の自治体や企業で導入され始めている。同調査は、「休みが増えるものの、その分残業が増えないか」といった懸念を明らかにすることを目的に、2024年6月に実施された。

 調査において「実際に週3日休めているか?」という質問に対しては、「毎週休んでいる」という回答が31.4%、「大体休めている」「たまに休めている」を含めると合わせて85.7%となった。「ほとんど休めていない」が5.8%、「全然休めていない」が8.5%と、一定数休めていない回答者もいるものの、多くの導入企業の社員が、週休3日制を活用できているといえる結果になった。

実際に週3日休めているか

 週休3日制になってよかったことについては、「プライベートに使える時間が増えた」という回答が一番多く、「心身ともにストレスが減った」、「平日休みが取れる」が続いた。

週休3日制になってよかったこと

 逆に週休3日制のデメリットについては、「出勤日に仕事が詰まってしまい余裕がなくなった」という回答が一番多く、「給料が減った」、「残業が増えた」が続いた。休みが増えた分給料が減るタイプの週休3日制を導入する企業で不満を持つ社員もいるようだ。

週休3日制のデメリット

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