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ChatGPTが人間のように話す新機能、ついに使えるように(有料ユーザーの一部から)

2024年07月31日 11時00分更新

文● 田口和裕

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 OpenAIは7月31日、一部のChatGPT Plusユーザーを対象に高度な音声対話機能「Advanced Voice Mode」の提供を開始したと発表した。

秋までにすべてのユーザーが利用可能に

 新しい音声対話機能はより自然でリアルタイムな会話を可能にし、ユーザーの感情を感知して応答する能力を持つ。また、会話中いつでも中断できる柔軟性も備えている。

 現在は一部のPlusユーザーを対象としたアルファテストの段階だが、OpenAIは秋までにすべてのPlusユーザーがこの機能を利用できるようにする計画だ。

 さらに、ビデオ通話と画面共有機能も開発中であり、将来のアップデートで追加される予定だ。

 OpenAIはこの機能の開発にあたり安全性と品質の強化に重点を置いた。100人以上の外部専門家による45言語でのテストを実施し、プライバシー保護のため4つのプリセットボイスのみを使用するようモデルを訓練したという。

 なお、OpenAIは8月初旬にこの新機能の詳細な能力評価と安全性に関するレポートを公開する予定だ。

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