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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第495回

山根博士のグロスマレビュー

Nothingの最新スマホ「CMF Phone 1」は背面カバー交換でスマホにワクワクを取り戻した!

2024年07月27日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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シンプルだから手軽に使えるカメラ

 CMF Phone 1のカメラは前述したように実質5000万画素1つのシングル構成だ。超広角が無いのが若干不便に感じられるものの、凝った写真を撮らないのであれば十分だろう。また望遠側はデジタル2倍程度なら十分な画質だ。

CMF

実質単眼のカメラ構成

 カメラのユーザーインターフェースはNothing Phoneと同じだ。モードは「スローモーション」「動画」「写真」「ポートレート」「もっと」の5つ。ナイトモードは写真モードであたりが暗いと自動的にONになる。写真はデジタルで最大10倍までに対応、ビデオは4K 60fps撮影までに対応する。簡単な設定は画面右上の縦三点リーダーからクイック設定を呼び出せる。

CMF

カメラのUIはNothing Phoneと同等

 以下は簡単な作例だ。カメラの撮影モードは標準では1200万画素となり、5000万画素撮影する際はクイック設定で12MPから50MPへと切り替える必要がある。

 今回は香港の街中で撮影してみた。やはり風景を撮るときは超広角が欲しくなるが、そのあたりは被写体から1歩引いて取るなど工夫をすればいいだろう。マクロはないものの、10cm程度までは寄れるので、食事の写真も大丈夫だろう。

CMF

1倍で撮影

CMF

1倍、5000万画素撮影

CMF

デジタル2倍撮影

CMF

デジタル10倍撮影

CMF

ポートレート、ボケ最大

CMF

街中のスナップ

CMF

果物に寄って撮影

CMF

ナイトモード

【まとめ】Nothingの世界観を味わえる入門モデル
技適もあるし日本への導入を期待できそうだ

 スマートフォンにワクワク感を取り戻すというNothingの製品に対し、CMFの製品はカラフルかつカジュアルな素材を使って仕上げている。CMF Phone 1は性能こそミドルレンジのスマートフォンながら、ライトユースには十分な性能を備えて価格を抑えた。

 それだけではなく他社のミドルレンジモデルとは異なり、購入後もパネル交換などで自分好みのスタイルにカスタマイズできる。これまでのミドルレンジにない魅力があり、Nothingの世界観、価値観を体験できる入門モデルという位置付けだ。技適もあるので、日本市場への投入も期待したい。

「CMF Phone 1」の主なスペック
ディスプレー 6.67型有機EL LTPO 120Hz対応
画面解像度 1080×2400
サイズ 約77×164×8mm
(ヴィーガンレザーは9mm)
重量 197g(ヴィーガンレザーは202g)
CPU MediaTek Dimensity 7300
内蔵メモリー 8GB
内蔵ストレージ 128/256GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
OS Android 14(Nothing OS 2.6)
対応バンド 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28
/38/40/41/66/77/78
4G LTE:1/3/4/5/7/8
/20/28/38/41/66
W-CDMA:1/4/5/8
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 5000万画素+測位センサー
イン:1600万画素
バッテリー容量 5000mAh(33W対応)
Qi ×
NFC ×
防水/防塵 ×/△(IP52)
生体認証 ○(画面内指紋)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ
価格 199ドル(8/128、米国価格 税抜)

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