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マイクロソフト、ブルースクリーン障害は850万台のPCに影響と発表 全体の1%だが甚大な被害に

2024年07月22日 13時00分更新

文● @sumire_kon

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マイクロソフトのロゴ

 Windowsマシンにブルースクリーン障害(BSoD)が発生し、一時、世界各地で影響が出た問題についてマイクロソフトは7月20日(現地時間)、約850万台のマシンが影響を受けたとの予測を発表した。

Windows全体の1%未満だが、影響は甚大

 本件はCrowdStrikeが提供するセキュリティーソフトのアップデートにバグが含まれており、適用したWindowsマシンがエラー画面(ブルースクリーン/BSoD)になってしまうというもの。主に世界各国の企業や団体などで使われるマシンが影響を受け、米国では複数の航空会社が数時間に渡り運行停止に。英国やインド、香港など各地の空港でも搭乗システムがダウンし、昔ながらの手作業で搭乗手続きを実施する事態に陥った。日本でもLCCのジェットスターが影響を受け、欠航が発生している。

 マイクロソフトによると、今回のバグで直接的な被害を受けた台数は、Windowsマシン全体の1%未満。比率としては少ないが、原因となったソフトが法人向け製品だったこともあり、前述した航空便の欠航など、間接的な影響が大きく出てしまった形だ。

 原因はすでに判明しており、CrowdStrikeとマイクロソフトはそれぞれ、回避策や手動での復旧手順を公開している。

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