1927年に洋裁学校として誕生し、創立100周年を目前に控える静岡デザイン専門学校は、グラフィックデザイン科やファッションデザイン科など、幅広い9つの学科をそろえ、地域とのつながりを大切にしながら日々学生の実践力を養っている。さらに2024年4月には、100周年に向けた各種プロジェクトの目玉施策として、静岡駅前にキャンパスを移転。最新の設備を擁する学び舎が静岡の中心地へと移り、若い学生が行き交うことによる地域活性化への期待も高まっている。
そんな注目を集めるキャンパス移転を経て新たなスタートを切った同校で、学生の学びを支えているのがMSIのノートPCだ。静岡デザイン専門学校では、学生が一人一台のPCを所持しており、場所を問わず大きなデータやソフトウェアを扱って学習できる環境が整っている。そこで本記事では、移転したばかりの新キャンパスを訪問。教務課長の永峯 秀紀さんとインテリア プロダクト系 教務主任の岩﨑 京子さんを取材し、MSIのノートPCを採用した経緯や導入前の課題、今後の展望などを伺った。
静岡デザイン専門学校には、CADやCG系のソフトウェアやゲームエンジン、大きな印刷データなどを扱うパソコン実習室がある。授業に必要な作業はパソコン実習室で完結できて運営も問題はなかったが、生徒が学校の外や自宅などで自由に学べる環境は整っていなかった。また、コロナ禍にはオンラインでの授業も必要になり、生徒が場所を問わず利用できるノートPCの導入を検討していた。
学科に合わせて、高いスペックが求められる「Thin-15-B12VE」と、スペックは抑えて軽さやサイズを重視した「Modern-14-C12MO」の2モデルを導入。他社と比較したコストパフォーマンスの高さや保証・サポート体制などが決め手となり、MSIのノートPCを採用している。
全学科で導入し、オンライン授業やコミニュケーションツールとして活用することで、入学したばかりの学生も含めてPCリテラシーが向上。授業の復習やクリエイティブな作業も場所を問わず利用できるようになった。さらにMSIの担当者と連携して、関連業界の企業を招いた講演会や学生作品を講評する場を設けるなど、学外とのつながりも増えている。
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