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KADOKAWA、再びランサムウェア攻撃による情報流出の可能性

2024年07月02日 11時30分更新

文● ASCII

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 KADOKAWAグループが7月2日、再びランサムウェア攻撃による情報流出の可能性があると発表した。6月28日の最初の攻撃に続き、攻撃者が追加の情報を流出させたと主張しているという。KADOKAWAは現在、この主張の信憑性を調査中で、外部専門機関による調査結果は7月中に得られる見込み。

 「ニコニコ」を含むKADOKAWAグループのサービスでは、ユーザーのクレジットカード情報を社内で保有していないため、これらの情報の漏洩はないとしている。同社は攻撃者が主張するウェブサイトへのアクセスやファイルのダウンロードは危険であるため避けるよう呼びかけている。

 事態に対してはすでに警察による捜査が開始されており、KADOKAWAも関係当局に報告している。同社は「このような犯罪行為に屈することなく厳正に対処する」と表明し、原因究明と情報セキュリティ体制の強化に取り組むとしたうえで、読者やユーザー、関係者に対して深くお詫びを表明した。

 

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