働く!おすすめ周辺機器レビュー 第32回
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超渋いレトロラジオ風の高機能スピーカー「Edifier ED-D32」は買い!
2024年07月04日 17時00分更新
そろそろスピーカーを変えたいなあ……と思っていたところに、彗星のごとく登場したのが、目を惹くデザインのテーブルトップワイヤレススピーカー「ED-D32」だ。
レトロなラジオとコンパクトギターアンプを足して2で割ったようなその外観が大きな特徴で、筆者のように一目惚れしてしまう人も少なくないだろう。どうやら接続手段も豊富で、利便性も高いと耳にすればなおさら食指が動くというもの。今回、発表間もない実機を試用する機会を得た。さっそく紹介しよう。
レトロフューチャーな存在感が魅力の
コンパクトスピーカー「ED-D32」
「ED-D32」は、ハイレゾ対応のテーブルトップワイヤレススピーカー。角丸で落ち着いた雰囲気を持つデザインの筐体は「ブラック」と「ホワイト」の2色展開。ブラックはコンパクトなギターアンプのようにも見えるし、ホワイトはレトロラジオっぽい印象だ。メーカーの説明では、筐体はハンドメイドで組み立てられているとのこと。
本体のサイズは幅250×高さ162×奥行き180mm、質量は3.04kg。ちょうど、セパレートタイプのコンパクトスピーカーを左右並べたようなサイズ感となっている。
「テーブルトップ」なだけに、もちろん机上に置くのも良いだろうが、キャビネットやサイドボードの上にさりげなく配置するのもまた雰囲気が出るような気もする。
ただ、詳しくは後述するが内蔵バッテリーでの長時間利用が可能なので、しっくりくるからといって必ずしも据え置くことを固執せず使える気軽さを備えてもいる。
「ED-D32」の定格出力は合計60W。12mm厚のMDFエンクロージャーには25mm(1インチ)・15Wのシルクドームツイーターが2基、116mm(4インチ)・30Wのミドルレンジドライバーが1基内蔵され、重厚で臨場感あるハイクオリティーなサウンドを実現する。
また、2基のClass-Dアンプはそれぞれ高域信号と中低域信号を増幅する「ツーウェイアクティブクロスオーバー」機能、そして大きな入力があったときに周波数帯域のゆがみを回避する「ダイナミックレンジコントロール(DRC)」機能などを備えており、小音量でも迫力を感じさせる。
さらに、音の損失を最小限に抑えるべく、入力から出力までの信号処理をデジタル化した「フルデジタルシグラルプロセッシング」機能もまた高音質に貢献している。
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