G-Master Spear FX7をレビュー
「FFXIV: 黄金のレガシー」が4Kでも遊べるゲーミングPC、「次の10年」にふさわしい仕上がり
2024年06月28日 10時00分更新
拡張性が高いタワー型PCケースで長く使える相棒に
G-Master Spear FX7のPCケースは、Cooler Masterのミドルタワー型モデル「MasterBox CM694」。サイズはおよそ220(W)×506(D)×493(H)mmとそれなりの大きさだ。そのため、設置場所は床の上やデスクラックが向いている。卓上設置を考えている方は、デスクの寸法や耐荷重などを事前にチェックしておこう。
フロントインターフェースは天面前方付近に搭載。2基のUSB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C(USB 3.1)、オーディオジャック、電源・リセットボタンにアクセスできる。
前面から天面にかけては、カーブしたメッシュパネルを採用し、通気性は良好だ。一方で、天面もメッシュなので、PCケース上に物を置くような運用にはあまり適していないとも言える。
ちなみに、標準構成ではASUSのDVDドライブ「DRW-24D5MT」を備えるようだ。近年は光学メディアを取り扱う機会は減っているが、あればあったで古いCD・DVDの読み出しなどで重宝する。光学ドライブを頻繁に使うユーザーにとってはうれしい配慮だろう。
サイドパネルはスチールの1枚板で、通気口はなし。内部にオリジナルの騒音・振動吸収シートが貼りつけられた状態で出荷される。アスファルトを特殊加工した防振シートで、静音性を高めるほか、PCケースのビビリ音低減にも効果的とのこと。
リアインターフェースはUSB Type-Aが7基(USB 3.2 Gen 2が1基、USB 3.2 Gen 1が2基、USB 2.0が4基)、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)が1基。有線LANは2.5GbEをサポートしている。
フロント側を合わせれば、USB合計11ポートとまずまずの数が揃っている。ゲーム用途や普段使いの範疇であれば、そうそう困ることもなさそうだ。また、映像出力はビデオカード側にHDMIと3基のDisplayPortの合計4系統を利用できる。