NTTコミュニケーションズは6月4日、NTTドコモが提供開始するIoT向けの新料金プラン「ImoT」シリーズの取り扱いを7月1日から開始すると発表した。ドコモショップやオンラインで新プランの申し込みを受け付ける予定。
ImoTシリーズは、産業機器の遠隔監視やキャッシュレス決済など、通信量の少ないIoT向けのシンプルなIoT向け料金プランで、「ImoT」「ImoTミニ」「ImoTミニ(SMSなし)」の3プランが用意されている。
ImoTは月額15GBの大容量プランで、映像・画像の伝送などに対応。河川の監視映像送信や、ドライブレコーダー動画のクラウドへの自動アップロード、バス・タクシー車内のデジタルサイネージの遠隔更新といった利用を想定している。
ImoTミニ(SMSなし)は、月額330円からの低価格プランで、通信量が少ない用途向け。介護現場での位置情報取得や、製造ラインのセンサーデータ収集、ため池の貯水量監視などに利用できる。さらに、SMS機能付きのImoTミニ(月額385円)もラインアップする。
利用にあたっては、「IoT NET」「mopera U」などのプロバイダー契約、もしくは「アクセスプレミアム」などの直収サービスの契約が別途必要となる。なお、契約回線の電話番号が14桁の020からはじまる番号の場合、IoT NET、アクセスプレミアムのみ申し込み・利用が可能。
なお、ImoTシリーズの提供開始にともない、既存のIoT向け料金プラン「IoTプラン」「IoTプランHS」「LPWAプランSS」「LPWAプランS」の新規申し込み受け付けを終了する。