グーグルは5月23日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome」に対し、セキュリティー修正を伴うアップデート配信を開始した。
今回のアップデートで修正されたのは、「CVE-2024-5274(Type Confusion in V8)」と呼ばれる脆弱性。重大度(危険性)は上から2番目の高で、グーグルはすでに本脆弱性を突いた攻撃の発生を確認している。
対策済みのバージョンはWindowsおよびmacOS版がバージョン125.0.6422.112/.113以降、Linux版が125.0.6422.112以降。アップデートは自動で配信されるが、ブラウザーの設定から「このChromeについて」を選択し、手動で適用することも可能だ。